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メロンの市場価格 変動とその理由 2023年7月

メロンの市場価格

メロンは高級フルーツの代表的存在です。

その価格は天候や生産動向のほか、イベントごとや景気の良しあしで大きく左右されます。

市況に関する情報を定期的に更新していますので、仕入れや購入の参考にしていただけると幸いです。

※農林水産省の「青果物卸売市場調査」より作成しています。札幌市、仙台市、東京都、横浜市、金沢市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、高松市、北九州市、福岡市及び沖縄県に所在する卸売市場のデータの集計です。
「こんなグラフが欲しい」「生産量が知りたい」など、ご要望がありましたらお問い合わせフォームからご連絡ください。

目次

1キロ591円と平年比3割高 2023年7月20日

茨城県産から北海道・山形産へと生産地が移行していますが、端境期が長引いているようです。

茨城県産の出荷が終了。後続産地も入荷がまとまらず、出回り減の状況が続く。

引用:日本農業新聞2023年7月22日

暑い日が続き需要は安定しているとのこと。

メロンの高値はしばらく続きそうです。

1キロ581円と平年比1割高 2023年7月7日

コロナ禍の終息で販売好調のメロンですが、その他にも価格を押し上げている要因があるようです。

メロン「アンデス」は日照不足による露地物の生育遅れで中旬まで端境期。

引用:日本農業新聞2023年7月7日

品質は高いとのことですが、7月後半までは高値傾向が続く可能性があります。

1キロ589円と平年比2割高 2023年5月18

コロナが収束に向かいつつあることから、販売好調によりやや高値で推移しています。

ただし、メロンの生産量も大きく増えるシーズンに入りました。

出荷果開始時期の4月上旬までは小玉傾向だったが、中下旬から順調に肥大し2L級、3L級の発生も増加。5月上旬から出荷のピークに入った

引用:日本農業新聞2023年5月18日

茨城県、熊本県といった各生産地とも生育は順調とのことです。

今後のメロン価格は、平年並み~やや高値で推移するでしょう。

1キロ719円と平年比15%高 2023年5月1日

メロンの販売が好調です。

コロナ5類移行やインバウンドの回復で手堅い需要。「母の日」需要も

引用:日本農業新聞2023年5月5日

ただ、4月中下旬からの低温で生育が遅れ気味だった熊本県産は、5月に入り出荷量を増やしています。

茨城県産も5月中旬ごろより出荷ピークに入るとの予想です。

平年通り、5月下旬にかけて価格の下落が続くでしょう。

1キロ757円と平年比15%高も下落中 2023年4月27日

年始から続いたメロンの高値が徐々に解消に向かっています。

メロン以外のフルーツが増えてきて、売り場が充実してきたためです。

スイカをはじめ、競合品目が増えてきたことで需要が分散され引き合いが弱まった

引用:日本農業新聞2023年4月28日

同様の傾向は今後も続くとの予想です。

メロン価格は平年並みの水準まで下落するものと思われます。

引用:食べチョク

赤肉メロンの最高峰!夕張のキングメロン

メロンでは不可能と言われた、無農薬・化学肥料を使わない栽培。
技術力の高さに脱帽です。

1キロ1261円と平年比3割高 2023年3月30日

静岡県産や熊本県産が出荷量を増やし価格は下がっていますが、依然として平年比3割高となっています。

重油高騰によるコスト高で、国内産の出荷が減少しているためです。

なお、需要は底堅く高値はしばらく続きそうです。

加工需要は低調だが、ホテルのビュッフェなど業務需要が堅調

引用:日本農業新聞

1キロ1578円と平年比3割高 2023年3月16日

複数の要因が重なり、メロンが平年比3割高となっています。

高値の理由として、以下のような要因が考えられます。

  • 春のお彼岸を控え、お供え物の需要が増加
  • 重油高騰により、この時期のメロンの作付面積が減少
  • コロナ禍により低迷していた業務需要が回復

今後も高値はしばらく続く予想です。

メロンの業務需要や海外ニーズは底堅く、彼岸後は価格を下げても小幅にとどまる

引用:日本農業新聞2023年3月17日

茨城県産や熊本県産の半促成メロンが出荷量を増やすまで、高値はしばらく続くでしょう。

1キロ1375円と平年比5割高 2023年2月7日

メロンの市場価格が平年比5割高の高値となっています。

原油高騰を意識してか、この時期の作付けが減っているようです。

厳寒期に作を開ける生産者が平年より多く、スロー作業と休作により入荷量は前年比85%

引用:東京青果 2月果実展望 アールスメロン情報 静岡 

メロンの高値傾向はしばらく続きそうです。

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