食費を節約したい!よし、家庭菜園だ!!
…そんなとき、気になるのがコスパですよね。
実際、どの程度節約できるのでしょうか?
今回は、プランターでナス1株を栽培した時の採算性について考えてみましょう。
まずはコストから。

プランター栽培の場合、苗は実生(接木していない苗のこと)で構いません。畑に定植するなら、病気対策のため接木苗が安心です。とげなし品種は管理しやすく、お子さんがいる家庭でも安心!
培土は一般的な野菜用でOK。プランターは10号がベターですが、9号でも可です。肥料は追肥として、着果が始まったら2週間ごとに10gくらいをパラパラまきます。
水の使用量は大雑把な計算です。定植したばかりの頃の潅水量は1日300mlほどですが、大きくなると3L以上必要になることも。
プランター、イボ竹は3年で更新すると考えて、必要数の1/3を数量に入れてみました。
以上をまとめると、ナス一株で1,000円ほどの出費です。むむ…けっこうするんですね。培土とプランター代を抑えれば、もう少し節約可能です。
次に収入です。
月別の収穫量の目安と平均的な小売価格から、収穫するナスの価値を計算してみましょう。

定植は、霜の心配がない5月ごろがおすすめ。6〜7月に採れ始め、真夏が収穫ピークです。暑さに負けないように、しっかり水をあげてくださいね。霜が降り始める11月下旬まで栽培可能ですが、10月まで収穫できれば上出来です。
足し算すると、2300円ほどです。秋は単価が高いので、10月、11月に収穫できれば収入アップにつながります。肥料をこまめにあげて、元気な株を作りましょう!
さて、これでプランター栽培ナスの1株あたりのコスパが計算できますね。コストが1,000円、収入が2,300円ほどなので、1,300円の黒字!
2株で2,600円、3株で3,900円…!栽培が楽しめて、これだけの節約効果があるなんて最高ですね。
1株からたくさんとれるナス、ぜひ挑戦してみてください!
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