ナスの市場価格が上昇中!要因は、露地物の品質低下と端境期(産地の切り替わり時期)

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ナスの市場価格が上昇を続けています。

9月上旬に250円 / kgを割り込んだ後、1ヶ月近くものあいだ上昇を続け、今や平年比119%の420円!

この間、一体何があったのでしょうか。

2020年7月から9月のナス市場価格(日農平均)の推移を見てみよう

ネットアグリ市況 https://www.agrishikyo.jp/NICHINOHINMOKU2012/CGI/NICHINOHINMOKU.CGI

7月は全国的に長雨が続きましたね。

令和2年7月豪雨」が発生

活発な梅雨前線の影響で、東・西日本を中心に各地で長期間にわたって大雨となりました(「令和2年7月豪雨」)。東・西日本の月降水量はかなり多く、東日本太平洋側、西日本日本海側、西日本太平洋側では、それぞれ7月として1946年の統計開始以来第1位の多雨となりました。

気象庁 https://www.jma.go.jp/jma/press/2008/03a/tenko2007.html

①その影響を大きく受けたのが、露地物のナス。

夏野菜なので多くの日照を必要とする上、果実は繊細で傷みやすいのです。

西日本、東日本各地に点在する露地ナス産地では、難しい対応を迫られたようです。

生育遅れを引きずり、増量ペース上がらず。水分を多く含み、軟弱化が目立つ。

2020年7月26日 日本農業新聞

そんな我慢の7月は過ぎ、梅雨明けからは一転好天に恵まれました。

②出荷量増加し、品質も向上。価格も平年並みに。

前週から微増で平年並みの相場に落ち着く。むれや傷みは減り、正品率回復

2020年8月16日 日本農業新聞

そしてここ最近気になるのが、③露地物の品質低下。

写真はスーパーで購入した近畿産の露地ナスですが、傷、ツヤなし、赤果、電球…とB品がたくさん。

長雨からの高温・乾燥を耐えてきた露地ナスたちも、そろそろ限界のようです。

国内最大の夏秋ナス産地である群馬県を始めとして、露地ナスは終盤戦へ。

関東産は終盤で、例年よりも少ない出回り。

2020年9月27日 日本農業新聞

今後の主役は、抑制産地の高知、福岡、熊本、岡山!

夏秋産地から冬春産地へと切り替わりが進むこの時期、産地の主役は西南暖地へバトンタッチ。

九州のハウス栽培では品種の切り替わりも進み、量増に向けてさらに期待が持てる状況に。

JA熊本うき単為結果ナス「PC筑陽」で長ナスが好調です | 産地ルポ | 最前線WEB - タキイ種苗
JA熊本うき単為結果ナス「PC筑陽」で長ナスについての産地ルポです。

スーパーには、早くも高知県産のナスが登場しています。

ピカピカですね!

露地物が大きいサイズ4本で199円なのに対して、高知県産は小ぶりのナス3本で299円。

抑制初期のいいものだけあって、いい値段をつけてもらっています。

2020年10月は好天に恵まれる見通し

西日本 高気圧に覆われやすいため、平年に比べて晴れの日が多い。

2020年9月26日 日本農業新聞

どうやら天気は良いようです。

台風さえ来なければ、いいナスがたくさん採れそうですね。

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