ホウレンソウが平年比135%の高値から徐々に下落!気温が下がり、群馬、岐阜の生育が回復したようです。

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2020年7月〜9月のホウレンソウ市場価格 推移とその理由

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https://www.agrishikyo.jp/NICHINOHINMOKU2012/CGI/NICHINOHINMOKU.CGI

7月中旬と9月中旬に高値をつけていますね。

①7月の高値は、長雨による生育不良です。例年、気温が高くなる8月に向けて市場価格は上昇していきます。暑さが苦手なホウレンソウ、主産地の群馬や岐阜の中でも高冷地でしか作れなくなって品数が減るためです。ところが、今年は7月中旬からkgあたり700〜800円台の高値が続きました。日照不足で生育が遅れたことに加え、葉が柔らかくできるので雨に打たれて傷みが多かったようです。

その後天候が回復し、価格も平年並みに戻りました。②次に高値をつけたのは、9月の中旬。出荷量が平年比で70%を切る品薄高に。

9月中旬の大手7卸の販売量は162トンと、平年比36%減にまで落ち込んだ。

2020年9月29日 日本農業新聞

原因は、8月の猛暑です。9月中旬収穫のホウレンソウは、8月のお盆前後が播種期。発芽適温が15℃から20℃のホウレンソウにとって、厳しい環境でした。

群馬県の代表的な高冷地ホウレンソウ産地である吾妻郡にほど近い、草津町の気象データを見てみましょう。

群馬県草津町の平均気温の推移 気象庁データベースより作成

8月中旬は平年より2℃以上高かったようです。

この高温が発芽やその後の生育に大きく影響したようですね。

9月下旬は気温が下がって出荷増。10月いっぱいは群馬、茨城、栃木、岐阜産がメイン

9月〜10月も主産地は引き続き群馬県等です。ただし、産地は高冷地から平坦地へシフト。猛暑の影響も薄れ、出荷量は平年並みの水準へと回復する見込みです。

そして11月からは、日本の最大産地である千葉県産や埼玉県産の出荷が本格化。大手スーパーとの直接取引が多いようで市場情報にはあまり上がってきませんが、例年、市場価格は2月に向けてどんどん下がっていきます。

ホウレンソウの市場価格と取引量の推移(平年)。市場価格は8月をピークとして2月まで下がり続ける。netアグリ市況 https://www.agrishikyo.jp/NICHINOHINMOKU2012/CGI/NICHINOHINMOKU.CGI

2020年の冬は寒いようです。

ラニーニャ現象が発生中。

今年の冬は寒い?(2021年)気温と雪の予想
冬の気温予想(2021年12月‐2022年2月)は、9月25日頃の「寒候期予報」で発表されます。現在は9月から11月までの気温予想、および前シーズンと近年の冬の気温と降雪量を掲載しています。

三年ぶりの寒い冬、ホウレンソウの生育にとっては追い風となるのでしょうか。

2017年冬は台風被害で大変な高値となりましたが、今年は平穏な冬となるように期待しています。

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