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ハクサイの市場価格 変動とその理由 2022年5月15日最新版

日々変動するハクサイの市場価格。変動幅とその理由について情報を集め、発信しています。天候、スーパーの意向、産地の動向によって左右される市場価格の予想は難しいですが、過去の事例を読み解けば自ずと答えが見えてくる!過去の情報と合わせてご覧ください。

目次

1キロ64円と平年比2割高 2022年5月15日

ハクサイの市場価格の推移
出典:ネットアグリ市況

4月中旬より低迷を続けてきたハクサイの市場価格ですが、5月上旬より徐々に値を上げ始め平年比2割高となっています。

その理由は、茨城県産の春ハクサイが終盤を迎えているから。

春ハクサイがピークを過ぎ、入荷が減っている

引用:日本農業新聞2022年5月15日

茨城県は冬春ハクサイの大産地です。
特に4、5月は東京中央卸売市場の9割以上を茨城県産が占めており、その影響力はかなり大きなものがあります。

そして6月から始まるのが長野県の夏ハクサイ。
春から一転、市場のハクサイがほぼ全て長野県産に入れ替わる時期を迎えます。

長野県産が安定する7月まで、入荷が少なく価格が上がりやすい状況が続くものと思われます。

1キロ94円、平年比1割高と好調 ただし長くは続かない見込み 2022年4月6日

ハクサイの市場価格2022年4月6日
出典:ネットアグリ市況

今年の冬は寒かったものの天候が安定し、ハクサイの出荷量が増加。

2月まで安値が続きましたが、3月中盤より市場価格が上昇してきました。

理由その①:秋冬物→春物への切り替わり時期。メインの産地は茨城県と変わりないものの、作型が変わるこの時期は出荷量が減少します。

理由その②:春物の生育遅れ。1月〜2月の干ばつで生育がやや遅れているようです。

理由その③:業務需要の回復。学校給食の再開など。

ところが、市場価格の上昇傾向もここまでかもしれません。

気温上昇とともに茨城県産を中心に春物が増加してくる

日本農業新聞2022年4月6日

雨が少なく収穫作業が順調に進めば、価格は徐々に下げるでしょう。

2022年1月 ハクサイの生育状況及び価格見通し

2022年1月のハクサイ価格は平年を下回る見込み

毎月発表される、「野菜の生育状況及び価格見通し」

主産地等からの聞き取り調査をもとに、農林水産省が発表します。

2022年1月のハクサイ価格の見通しは以下の通り。

主産地において、生育が良好であり、潤沢な出荷が見込まれるため、1月の出荷数量は平年をやや上回り、価格は平年を下回る見込み。

引用:野菜の生育状況及び価格見通し(令和4年1月)について

晴天に恵まれ、主産地である茨城県の生育が順調なようです。

昨年の同時期と状況がよく似ている

ちなみに、昨年2021年1月の見通しはこちら。

主産地において、生育が良好であり、潤沢な出荷が見込まれるため、1月の出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回る見込み。

引用:野菜の生育状況及び価格見通し(令和3年1月)について

…文言がほぼ同じですね。

この見通しについて、実際の値動きはこちら。

2021年1月のハクサイの市場価格の推移
出典:ネットアグリ市況

平年比で半額近い安値だった昨年。
同じような推移をたどる恐れがあります。

昨年同様の安値を前提として動いたほうがよさそうです。

1キロ43円で平年比3割安続く 2021年11月25日

10月、11月は白菜の出荷量が最も多いシーズンです。

そしてこの時期最も存在感のある産地が茨城県。

その茨城県産ハクサイ、いまが稼ぎどきだと言うのに安値が続いています。

流通在庫が残り今週は荷動きが鈍いまま

日本農業新聞 2021年11月25日

祝日の需要を見込んでいたものの、消費が伸び悩んでいるようです。

コロナが落ち着き、ここぞとばかりに外食しているのでしょうか。

みなさん野菜が安いですよ!お家でお鍋にしましょう。

1キロ48円で平年比3割安 2021年11月17日

とにかく野菜が軒並み安い!

気温が高く鍋商材の売れ行きが鈍い

日本農業新聞 2021年11月17日

タマネギを除いたほぼ全ての野菜が価格を下げています。

この温暖な気候、いつまで続くのでしょうか。

…と思っていた矢先、気になるニュースが飛び込んで来ました。

ラニーニャ現象が発生し、今冬は大雪への警戒が必要

日本農業新聞 2021年11月18日

ラニーニャで大雪といえば、2018年の野菜大高騰!

こいつは気の抜けない冬になりそうだぜ…

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この記事を書いた人

神戸大学大学院農学研究科卒業、元種苗メーカー研究開発部門所属。
こんなことが得意です。
・野菜の栽培
・トラクター、農業機械の操作
・環境制御ハウスのオペレーション
・農家さんへの栽培指導、講習会の開催
・商品企画、開発、設計
・バイオサイエンス分野の最新情報の提供
・統計解析、プログラミング(←勉強中)

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