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イチゴの市場価格 変動とその理由 2023年4月

イチゴの市場価格

農林水産省の市況データをもとに、イチゴの市場価格について分析しコメントを掲載しています。

市場や他産地の動向を知りたい生産者のみなさま、

「最近イチゴが高いような…」と値段が気になるイチゴ好きのみなさま、

意思決定やお買い物の参考にしていただけると幸いです。

※農林水産省の「青果物卸売市場調査」より作成しています。札幌市、仙台市、東京都、横浜市、金沢市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、高松市、北九州市、福岡市及び沖縄県に所在する卸売市場のデータの集計です。

目次

1キロ1081円と平年並み 2023年4月27日

九州、関東を中心としたイチゴ産地の出荷が順調に推移しています。

5月上旬まで九州山地は平準な入荷見込み。栃木等関東産地は4月下旬から増え始める見通し。

引用:日本農業新聞2023年4月27日

GWが明けると、東北の生産地が出荷のピークを迎えます。

5月中旬の1キロ800円台に向け、イチゴ価格はじわじわと下落を続けるでしょう。

引用:食べチョク

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1キロ1209円と平年並み 2023年3月28日

気温が上がり、イチゴの出荷量が増えています。

入荷増加で価格一段下げ

引用:日本農業新聞2023年3月29日

出荷のピークは4月上旬になる見通しです。

今後のイチゴ価格は、しばらく1キロ1000円強で推移するでしょう。

この記事を書いた人
小林大介
小林大介
  • 元ブリーダー(品種改良担当の技術者)
  • 機能性野菜品種の開発等に従事
  • 得意なこと:野菜の栽培、市場分析
  • お問い合わせはこちらから

1キロ1562円と平年比15%高も下落傾向 2023年3月6日

イベント終わりと気温の上昇で、イチゴの価格が徐々に下がっています。

お雛様が 先週ありましてそれでちょっと 需要もあるって事でなんかちょっと 値段がね結構高値ついてしまったんですが 今週今日ですねちょっとこの暖かい領域が 始まったっていうのもあると思うんですが じわじわと下がるかななんて思います

引用:テレビ愛知 愛知のニュース 2023年3月6日

ホワイトデーを過ぎた3月下旬になると、さらに下がるとの予想です。

今後も暖かい日が続きます。

生産量の増加とともに、イチゴ価格を続けるでしょう。

1キロ1,668円と平年比2割高 2023年3月3日

イチゴの出荷量が伸びず、高値となっています。

「桃の節句」や月初めの特売後は引き一服するも、低温で出方鈍く相場維持する

引用:日本農業新聞2023年3月1日

ただ、3月中旬以降は増量するとの予想もあります。

関東、九州の生産地の出荷増量が重なれば、今後のイチゴ価格は下落に向かう可能性があります。

1キロ1646円と平年比2割高 2023年2月27日

イチゴ価格が平年比2割高となっています。

3月3日ひなまつりを控えてスーパーが注文を増やす中、生産地では端境期で出荷量が減少しているようです。

三番果への切り替わりによる端境期で出荷が減る

引用:日本農業新聞2023年3月1日

イチゴの花房は、先端から順に一番花→二番花→三番花と咲いていきます。

開花から次の開花までの間隔は1週間から10日ほどかかるため、二番果収穫ピークと三番果収穫ピークとの間にも同程度の間隔があいてしまい、端境期となります。

今年は九州産や関東産がともに端境期に入ってしまった模様。

3月中旬以降に出荷量が増加する見込みとのことですが、しばらくは高値傾向となりそうです。

1キロ1624円と平年比2割高 2023年2月22日

3月3日は一年で最もイチゴが売れる時期だそうです。

1キロ1600円台を維持しているイチゴ価格、さらなる上昇なるでしょうか?

平年であれば #いちご が一年で最も売れる(支出が多い)のは3月3日(総務省家計調査による)。

引用:twitter 青森合同青果

1キロ1608円と平年並み 2023年2月13日

入り後の市場価格がほぼ平年並みで推移しています。

大きなヤマのないだらだら入荷続く。バレンタイン過ぎ需要一服で小幅に下げる

引用:日本農業新聞2023年2月15日

3月3日桃の節句にあわせて一時的に価格が上向く可能性はありますが、基本的には生産量の増加に合わせてじわじわと価格を下げそうです。

1キロ1,687円と平年よりやや高値 2022年2月3日

イチゴの市場価格は平年並み~やや高値となっています。

寒波の影響で出荷量がさほど伸びていないほか、バレンタインをひかえて業務加工向けの販売が好調なようです。

バレンタインデーに向け業務需要増。二番果ピークに入るも寒波でだらだらな出荷に

引用:日本農業新聞2023年2月1日

ただし、寒さのピークが過ぎて2月からは比較的暖かくなる予報です。

出荷量は増加に向かい、市場価格は平年並み~やや安値で推移するでしょう。

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