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スイカの市場価格 変動とその理由 2023年8月

スイカの市場価格

スイカの市場価格について、情報を集め発信しています。

天候や生育、資材価格の変動、イベント需要などさまざまな要因に左右されるスイカ価格。

出荷のタイミングや購入、仕入れの参考にしていただけるとうれしいです。

※農林水産省の「青果物卸売市場調査」より作成しています。札幌市、仙台市、東京都、横浜市、金沢市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、高松市、北九州市、福岡市及び沖縄県に所在する卸売市場のデータの集計です。

目次

1キロ251円と平年比1割高 2023年8月19日

残暑厳しい日本列島。

スイカの需要が高い一方で、供給量は平年より低く高値が続いています。

中旬の7卸取引量は、同2割減だった。東京の青果卸は「主力の秋田産は大雨被害があり、作付減もあって入荷が少ない」と話す。

引用:日本農業新聞2023年8月23日

少なくとも8月中は高値傾向が続きそうです。

1キロ251円と平年比25%高 2023年8月1日

スイカの販売が引き続き好調です。

5日ごろ入荷ピーク。気温高で量販店からカット売り向け需要を中心に強い引き

引用:日本農業新聞2023年8月4日

一方、生育初期の低温により果実サイズは小さく、その分出荷量が少ないとのこと。

スイカ価格の高値はしばらく続きそうです。

1キロ251円と平年比3割高 2023年7月24日

梅雨明けから連日のように猛暑となっており、スイカの販売が好調です。

関東のスーパーはカット・ブロックを中心に売り上げが伸びていることから「今月の販売は好調」と話す

引用:日本農業新聞2023年7月25日

8月の出荷元は山形県、秋田県など北日本の生産地に移っていますが、生育は順調とのこと。

生産量増加により少しずつ値を下げるものの、暑さによる需要高に支えられてしばらく高値が続きそうです。

1キロ247円と平年比3割高 2023年7月10日

小玉スイカの価格が上昇しています。

茨城県産の生育が1週間ほど前進し、6月に入荷が終了した。後続産地の入荷が少ない中で気温が高い日が続き、引き合いが強まっている。

引用:日本農業新聞2023年7月12日

今後は、大玉も含めて山形県、新潟県、石川県といった日本海側産地の出荷が多くなります。

ただ、降雨の影響で生育が思わしくない、あるいは作付面積が減少したといった生産地があるとのことです。

梅雨明けに向けて需要が高まる中、スイカ価格は平年より高値で推移する可能性があります。

1キロ224円と平年並み 2023年7月3日

7月になり、鳥取県、千葉県中心の出荷から山形県、長野県へと生産地がシフトしています。

生育は良好とのこと。

山形産は6月下旬から始まり、下旬からピークになる。長野産は7月上旬より販売スタート。肥大状況は良く前年以上の出荷を見込んでいる。

引用:日本農業新聞2023年7月3日

スイカの売り上げは梅雨明けのタイミング次第。

早い梅雨明けとスイカ消費の増加に期待しましょう。

1キロ348円と平年比15%高 2023年5月12日

スイカ価格が高値を維持しています。

輸入果実の品薄高で、スーパーからのカット販売向けの引き合いが強い

引用:日本農業新聞2023年5月13日

バナナはフィリピンからの入船遅れ、アメリカ産オレンジは雨の影響で生産量減少、フィリピン産パイナップルは生育遅れと、輸入果実の多くが品薄となっています。

ただし、熊本県産や後続の千葉県産は生育が前進しており、出荷量はむしろ平年以上です。

今後のスイカ価格は徐々に下落し、平年並みに落ち着くでしょう。

1キロ354円と平年比1割高 2023年5月1日

スイカ価格はやや高値で推移していますが、5月中旬には平年並みに戻しそうです。

重油節約や低温による生育遅れが連休明けに増加。価格一段下げ売り場広げる

引用:日本農業新聞2023年5月5日

平年通り、スイカ価格は7月の1キロ200円前後に向けて徐々に下落するでしょう。

1キロ358円と平年比1割高 2023年4月27日

1月の寒波の影響を受けて高値傾向が続いていましたが、解消に向かう見込みです。

熊本産は1月の低温の影響で4月上旬は少なかったものの、4月20日以降は潤沢な出回りとなり、5月の連休以降ピークに入る

引用:東京青果 5月果実展望

5月中旬にかけて、平年並みの価格に戻すものと思われます。

1キロ411円と平年比2割高 2023年4月14日

主産地熊本県産のスイカは1月の寒波の影響を受け、出荷が遅れています。

その後気温の上昇によって生育が進み、4月下旬に出荷ピークを迎える見込みですが、価格が大きく下がるかどうかは不透明です。

競合果実が少なく、出回り本格化に伴い価格が一段下がるため「売り場を広げ、強もちあいで推移する」(青果卸)見通しだ

引用:日本農業新聞2023年4月14日

今後のスイカ価格は、平年並み~やや高値で推移するでしょう。

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