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スイカの市場価格 変動とその理由 2023年5月

スイカの市場価格

スイカの市場価格について、情報を集め発信しています。

天候や生育、資材価格の変動、イベント需要などさまざまな要因に左右されるスイカ価格。

出荷のタイミングや購入、仕入れの参考にしていただけるとうれしいです。

※農林水産省の「青果物卸売市場調査」より作成しています。札幌市、仙台市、東京都、横浜市、金沢市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、高松市、北九州市、福岡市及び沖縄県に所在する卸売市場のデータの集計です。

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1キロ348円と平年比15%高 2023年5月12日

スイカ価格が高値を維持しています。

輸入果実の品薄高で、スーパーからのカット販売向けの引き合いが強い

引用:日本農業新聞2023年5月13日

バナナはフィリピンからの入船遅れ、アメリカ産オレンジは雨の影響で生産量減少、フィリピン産パイナップルは生育遅れと、輸入果実の多くが品薄となっています。

ただし、熊本県産や後続の千葉県産は生育が前進しており、出荷量はむしろ平年以上です。

今後のスイカ価格は徐々に下落し、平年並みに落ち着くでしょう。

1キロ354円と平年比1割高 2023年5月1日

スイカ価格はやや高値で推移していますが、5月中旬には平年並みに戻しそうです。

重油節約や低温による生育遅れが連休明けに増加。価格一段下げ売り場広げる

引用:日本農業新聞2023年5月5日

平年通り、スイカ価格は7月の1キロ200円前後に向けて徐々に下落するでしょう。

1キロ358円と平年比1割高 2023年4月27日

1月の寒波の影響を受けて高値傾向が続いていましたが、解消に向かう見込みです。

熊本産は1月の低温の影響で4月上旬は少なかったものの、4月20日以降は潤沢な出回りとなり、5月の連休以降ピークに入る

引用:東京青果 5月果実展望

5月中旬にかけて、平年並みの価格に戻すものと思われます。

1キロ411円と平年比2割高 2023年4月14日

主産地熊本県産のスイカは1月の寒波の影響を受け、出荷が遅れています。

その後気温の上昇によって生育が進み、4月下旬に出荷ピークを迎える見込みですが、価格が大きく下がるかどうかは不透明です。

競合果実が少なく、出回り本格化に伴い価格が一段下がるため「売り場を広げ、強もちあいで推移する」(青果卸)見通しだ

引用:日本農業新聞2023年4月14日

今後のスイカ価格は、平年並み~やや高値で推移するでしょう。

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