「イチゴの糖度ってどのくらい?」
「品種によって甘さが違うの?」
「一番甘くておいしいイチゴ品種は?」
といったことが気になり、イチゴの糖度調査を開始!
購入時期や大きさ、個体差によって糖度は変わると思いますが、シンプルに糖度計の値を記録に残していこうと思います。
お買い物の参考になればうれしいです。
現在のイチゴ高糖度ランキングはこちら!
ランキング | 画像 | 品種 | 糖度 | 果重 | 生産地 | 購入日 |
1位 | ゆめのか | 13.2 | 14g | 長崎県JA島原雲仙 | 2023年1月 | |
2位 | 天使のいちご | 13.0 | 30g | 佐賀県 TM FARM | 2023年1月 | |
3位 | あまおう | 12.1 | 14g | 福岡県JA糸島 | 2023年1月 | |
3位 | ゆめのか | 12.1 | 22g | 長崎県 | 2023年4月 | |
5位 | ゆうべに | 11.5 | 26g | 熊本県JAやつしろ | 2023年2月 | |
6位 | さがほのか | 11.3 | 24g | 熊本県JAやつしろ | 2023年1月 | |
6位 | とちあいか | 11.3 | 26g | ベリーベリーとちぎ | 2023年12月 | |
8位 | いちごさん | 11.2 | 40g | 佐賀県JAさが | 2023年1月 | |
9位 | ベリーツ | 11.1 | 30g | JA全農おおいた | 2023年1月 | |
10位 | さぬきひめ | 11.1 | 17g | 香川県 | 2023年2月 | |
11位 | さがのほか | 11.0 | 20g | 佐賀県肥前組合 | 2023年2月 | |
12位 | 紅ほっぺ | 10.7 | 17g | 滋賀県 | 2023年4月 | |
13位 | 恋みのり | 10.5 | 12g | 長崎県JA島原雲仙 | 2023年1月 | |
13位 | さがほのか | 10.5 | 20g | 大分県 | 2023年3月 | |
15位 | 天使のいちご | 10.3 | 20g | 滋賀県 | 2023年4月 | |
16位 | 淡雪 | 10.2 | 34g | 博多淡雪倶楽部 | 2023年1月 | |
17位 | かおり野 | 9.9 | 40.1g | 栃木県 | 2023年12月 | |
17位 | 恋の香 | 9.9 | 20g | 長崎県 | 2023年2月 | |
19位 | ベリーツ | 9.3 | 11g | 大分県 | 2023年3月 | |
20位 | あまおう | 8.3 | 10g | 福岡県 | 2023年3月 | |
21位 | ゆめのか | 8.1 | 10g | 長崎県JA長崎せいひ | 2023年3月 | |
22位 | ゆうべに | 7.8 | 14.2g | 熊本県JAたまな | 2023年3月 | |
23位 | 紅ほっぺ | 6.0 | 6g | 愛媛県JA周桑 | 2023年3月 |
食べチョクで購入した白イチゴ「天使のいちご」の糖度は13.0度!
2023年1月
品種名 | 天使のいちご |
品種販売元 | カネコ種苗 |
品種登録年 | 2018年 |
特徴 | 四季咲性で長期間収穫可能 育てやすく家庭菜園にも向く |
一つ30g、食べ応え十分です。
酸味が少なく、赤いイチゴとは少し違う味わい。
うちの母親は、「練乳が入っとるようじゃ~」と申しておりました。
その糖度は、圧巻の13度!
天使のいちご、恐るべし。
長崎県JA島原雲仙のいちご「恋みのり」の糖度は10.5度!
2023年1月
品種名 | 恋みのり |
品種開発元 | 農研機構 |
品種登録年 | 2020年 |
特徴 | 「さがのほか」より糖度、酸度が高く、香りが強い 硬度は「さがほのか」より高く、日持ちに優れる |
一つ12gと小粒ながら、甘みがしっかりしていて香りもいいです。
やや硬めなので、日持ちするのではないでしょうか。
色もよくつやつやしています。
長崎県JA島原雲仙のいちご「ゆめのか」の糖度は13.2度!
2023年1月
品種名 | ゆめのか |
品種開発元 | 愛知県農業総合試験場 |
品種登録年 | 2007年 |
特徴 | 甘さと酸味のバランスが絶妙 果肉はジューシーだが、「章姫」より輸送性が高い |
ひとつ14gとイチゴらしい一口サイズの大きさ、形が揃っていてきれいです。
糖度は驚きの13度台!酸味もある程度つよく、味がとても濃く感じます。
香りもイチゴらしくさわやか。
かたさもほどもよいです。
佐賀県JAさがのイチゴ「いちごさん」の糖度は11.2度!
2023年1月
品種名 | いちごさん |
品種開発元 | 佐賀県農業試験研究センター |
品種登録年 | 2018年 |
特徴 | 色と形が美しい すっきりとした甘さ 大粒 |
1つ40g!インパクトがかなり大きいです。
このれだけのサイズがあるにもかかわらず、糖度が11度台!
おおきくて甘いとは罪なイチゴです。深い赤色も魅力的。
酸味は少なめで甘味を強く感じます。優しい後味です。
中身はかなりジューシーで、かぶりつくと口元から果汁がしたたり落ちるほど。
とても柔らかいので、傷む前に早めに食べました。
福岡県JA糸島のイチゴ「あまおう」の糖度は12.1度!
2023年1月
品種名 | あまおう |
品種開発元 | 福岡県農業総合試験場 |
品種登録年 | 2005年 |
特徴 | 大粒で果肉がしっかり 甘味と酸味のバランスが良い |
ひとつ14gのあまおうです。やや形が悪いとのことで、お安く購入できました。
糖度は12.1度!甘さもさることながら、酸味も強くさわやかな印象です。
一口かじると、イチゴの中まで真っ赤に色づいています。
表面の種子(実は果実)がしっかりしているのか、プチプチという食感が楽しめました。
福岡県産のイチゴ「淡雪」の糖度は10.2度!
2023年1月
品種名 | 淡雪 |
品種開発元 | 個人育種家 山下氏 |
品種登録年 | 2013年 |
特徴 | 大粒、淡い桜~橙色があざやか |
一つ34gの大粒!桜色の肌がきれいな品種です。
糖度は10.2度。
酸味が少なくて、白イチゴらしい甘さと香り。
ほどほどのやわらかさで食べやすいです。
一口で食べると、おとなでも口の中がいっぱいに。
春の幸せを感じることができます。
JA全農おおいたのイチゴ「ベリーツ」の糖度は11.1度!
2023年1月
品種名 | ベリーツ |
品種開発元 | 大分県農林水産研究指導センター |
品種登録年 | 2021年 |
特徴 | 鮮やかな色と香り 適度な硬さで日持ちがよい |
ひとつ30gのベリーツ。
大粒で果肉がしっかり、食べ応えのあるイチゴです。
その糖度は11.1度!
酸味とイチゴらしいさわやかな香りとのバランスがよいですね。
おいしい。
熊本県JAやつしろ産のイチゴ「さがほのか」の糖度は11.3度!
2023年1月
品種名 | さがほのか |
品種開発元 | 佐賀県農業試験研究センター |
品種登録年 | 2001年 |
特徴 | 大粒できれいな円錐形、やや堅めの食感 |
とにかく形がきれい!そして大粒!
イチゴのお手本のような美しさです。
酸味が少なめで、その分まろやかな甘みと優しい香りが引き立ちます。
測定した糖度は11.3度でしたが、数字以上の甘味を感じました。
果肉もしっかりしていて食べ応え十分!
さがほのかってこんなにおいしかったんですね。
熊本県JAやつしろ産のイチゴ「ゆうべに」の糖度は11.5度!
2023年2月
品種名 | ゆうべに |
品種開発元 | 熊本県農業研究センター |
品種登録年 | 2017年 |
特徴 | 大粒できれいな形がよい 甘みと酸味のバランスが良い |
形がよく、色、つやともに申し分ないイチゴです。
その糖度は11.5度!
酸味が少なく、あっさりとした味わいです。
やや時間がたっていたのか、柔らかめの食感でした。
香川県産のイチゴ「さぬきひめ」の糖度は11.1度!
2023年2月
品種名 | さぬきひめ |
品種開発元 | 香川県農業試験場 |
品種登録年 | 2009年 |
特徴 | やわらかくジューシー、甘く深い香り |
丸くころころとした見た目がかわいいイチゴです。
その糖度は11.1度!
甘みも酸味もそれほど強くないのですが、かなりおいしい!
とにかく香りが素晴らしいです。
控えめで上品なお味を優しいイチゴの香りがふんわり包んでいます。
柔らかい果肉とプチプチした種のコントラストもいいです。
これはおいしいイチゴ。
佐賀県肥前組合「さがほのか」の糖度は11.0!
2023年2月
品種名 | さがほのか |
品種開発元 | 佐賀県農業試験研究センター |
品種登録年 | 2001年 |
特徴 | 大粒できれいな円錐形、やや堅めの食感 |
円錐形に整ったきれいなイチゴです。
その糖度は11.0度!
比較的酸味が強く、きりっとしたシャープなお味です。
ただ、甘みと酸味、香りがなんだかバラバラで調和がとれていないような…
少し若かったのでしょうか。
長崎県産「恋の香」の糖度は9.9度!
2023年2月25日
品種名 | 恋の香 |
品種開発元 | 農研機構九州沖縄農業研究センター |
品種登録年 | 2011年 |
特徴 | かたく日持ちがよい 糖度が高い |
さちのかを母親、とちおとめを父親に生まれたサラブレッド品種です。
食味が極めて良いとのこと。
ただ、購入したパックはかなり古くなっていたみたいで、果実の裏面はかなり傷んでいました。
酸味、甘み、かおりともにうすく、ぼけたようなお味。
次こそは新鮮な恋の香を食べたいものです。
長崎県産JA長崎せいひ「ゆめのか」の糖度は8.1度!
2023年3月
品種名 | ゆめのか |
品種開発元 | 愛知県農業総合試験場 |
品種登録年 | 2007年 |
特徴 | 甘さと酸味のバランスが絶妙 果肉はジューシーだが、「章姫」より輸送性が高い |
1月に購入したJA島原雲仙の「ゆめのか」は糖度13度を記録しましたが、今回の「ゆめのか」は8.1度。
味が薄く、残念ながらおいしくなかったです…
時期の問題なのか、鮮度の問題なのかは分かりませんが、イチゴってこういうことがありますね。
次に期待です。
福岡県産「あまおう」の糖度は8.3度!
2023年3月
品種名 | あまおう |
品種開発元 | 福岡県農業総合試験場 |
品種登録年 | 2005年 |
特徴 | 大粒で果肉がしっかり 甘味と酸味のバランスが良い |
1月に購入したJA福岡糸島産のあまおうは糖度12度台でしたが、こちらは8度台。
暖かくなってきたためか、3番果のシーズンだからか、糖度がのりにくくなっているようですね。
でもイチゴらしい香りがしっかりあって、十分たのしめました。
大分県産「さがほのか」の糖度は10.5度!
2023年3月
品種名 | さがほのか |
品種開発元 | 佐賀県農業試験研究センター |
品種登録年 | 2001年 |
特徴 | 大粒できれいな円錐形、やや堅めの食感 |
ひとつ20gと大粒で、つやもよいきれいなイチゴです。
その糖度は10.5度!
3月にしてはとても甘いイチゴと言えるのではないでしょうか?
食感もしっかりしていて食べ応えがあり、満足です。
愛媛県JA周桑産「紅ほっぺ」の糖度は6.0度!
2023年3月
一つ6gほど、かなり小粒な紅ほっぺを購入してみました。
イチゴの大きさと甘さの関係について、以下のような記事を発見。
「イチゴの大きさは品種にもよりますが、一般的に大きいイチゴは栄養をたっぷりもらったイチゴなので、甘くておいしい場合が多いんですよ」と高荷さん。
引用:マイナビ農業 「いちご畑花園」と「加藤農園」が教えるおいしいイチゴの見分け方・取り方
さて、気になる糖度は6.0度!
たしかに、小さいぶん甘さはかなり控えめです。
ちなみに、酸味はしっかり効いていました。
熊本県JAたまな産「ゆうべに」の糖度は7.8度!
2023年3月
品種名 | ゆうべに |
品種開発元 | 熊本県農業研究センター |
品種登録年 | 2017年 |
特徴 | 大粒できれいな形がよい 甘みと酸味のバランスが良い |
きれいな形ですね。The イチゴです。
糖度は7.8度とそれほど高くありませんが、酸味はばっちり。
ある程度硬さもあり、食べ応えは十分でした。
爽やかでおいしいイチゴです。
大分県産「ベリーツ」の糖度は9.3度!
2023年3月
品種名 | ベリーツ |
品種開発元 | 大分県農林水産研究指導センター |
品種登録年 | 2021年 |
特徴 | 鮮やかな色と香り 適度な硬さで日持ちがよい |
3月にしては十分な糖度ではないでしょうか。
甘味、酸味、香りのバランスが良いです。
長崎県産「ゆめのか」の糖度は12.1度!
2023年4月
品種名 | ゆめのか |
品種開発元 | 愛知県農業総合試験場 |
品種登録年 | 2007年 |
特徴 | 甘さと酸味のバランスが絶妙 果肉はジューシーだが、「章姫」より輸送性が高い |
ひさびさに糖度12度台を記録!
暖かくなり糖度が乗りにくくなってきたかと思われましたが、甘いイチゴはあるものですね。
一つ20g台とやや大粒のゆめのかです。
甘みもさることながらシャープな酸味があり、きりっとした味わい。
果肉も適度な硬さがあり、食べ応え十分でした~
滋賀県産「紅ほっぺ」の糖度は10.7度!
2023年4月
品種名 | 紅ほっぺ |
品種開発元 | 静岡県農業試験場 |
品種登録年 | 2002年 |
特徴 | 鮮やかな赤色とコクのあるおいしさ 果実に固さがあり、日持ちがする |
ひとつ17g、適度な硬さがあります。
甘みと酸味がともに強く、さわやかで食べやすいおいしさ。
イチゴらしい味と香りです。
滋賀県産「天使のいちご」の糖度は10.3度!
2023年4月
品種名 | 天使のいちご |
品種販売元 | カネコ種苗 |
品種登録年 | 2018年 |
特徴 | 四季咲性で長期間収穫可能 育てやすく家庭菜園にも向く |
紅ほっぺと同じパックに入っていましたが、ポップを見ると品種名は天使のいちごとのことです。
この品種は、何度食べても香りが素晴らしい!
赤の品種とは全く違う、濃厚な甘いフレーバーです。
イチゴというより、スパークリングワインのような上品さ。
甘みも十分です。
おいしい。
栃木県産「とちあいか」の糖度は11.3度!
2023年12月
さて、今年もイチゴの季節がやってまいりましたね。
今シーズンのはじめにいただくのは、イチゴ王国栃木県発表の新品種、とちあいかです。
このたび初めていただきましたが、しっかりとした歯ごたえに強い甘みと酸味があり、食べ応え十分!
食べ終わりに澄んだ香りが残ります。
ちなみに、収量はとちおとめの3割増しでとれるとのこと。
生産者も消費者もうれしいイチゴですね。
栃木県産「かおり野」の糖度は9.9度!
2023年12月
品種名 | かおり野 |
品種開発元 | 三重県 |
品種登録年 | 2010年 |
特徴 | 優れた香りと優しい甘み |
ビッグサイズのかおり野です。
酸味が少なくジューシーで、いくらでも食べられるお味。
そして花を食べているような、ジャスミンに似た独特の香りがあります。
見かけたら、一度は食べてみる価値ありです。
コメント
コメント一覧 (2件)
あまりんが入っていないのはおかしい?
コメントをいただき、ありがとうございます。
あまりんを見つけたら、調べてみますね。