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白ネギの市場価格 変動とその理由 2024年3月

ネギ市場価格のアイキャッチ画像

白ネギの市場価格について、変動とその理由を調べています。

10月~翌年3月までは秋冬ネギのシーズンです。

茨城県、千葉県、埼玉県といった関東産が多く出回っており、平年の相場は1キロ300円~500円ほどとなっています。

それでは、ネギ価格の最新情報をチェックしましょう!

※1キロ当たりの価格の推移を農林水産省の「青果物卸売市場調査」より作成しています。札幌市、仙台市、東京都、横浜市、金沢市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、高松市、北九州市、福岡市及び沖縄県に所在する卸売市場のデータの集計です。本ブログでは、2022年9月より日本農業新聞の「日農INDEX」から農林水産省の「青果物卸売市場調査」に切り替えました。

1キロ422円と平年比1割高 2024年3月1日

2月中旬の高値から値を戻したネギ価格ですが、その後再び上昇。

春の不安定な天候の影響を受けています。

降雨による収穫遅れで入荷が不安定。寒の戻りで煮炊き需要の引き合い強い

引用:日本農業新聞3月3日

なお、3月に入ると春ネギの出荷が始まり、下旬に向けて値を下げるのが例年の動きです。

春ネギの出荷も前進しているとのことですから、今後のネギ価格は出荷量の増加とともに値を下げる展開となるでしょう。

1キロ383円と平年並みまで下落 2024年2月15日

2月6日の大雪で関東を中心に積雪がありました。

その影響により一時400円台半ばまで伸びたネギの市場価格ですが、その後は平年並みに戻しています。

雨雪で収穫滞り減少した前週から入荷回復し、一度上昇した相場も落ち着く

引用:日本農業新聞2024年2月11日

暖冬による前進出荷と寒波の影響で、2月の出荷量はやや少ない見込み。

ネギ価格の下落は長続きしないものと思われます。

1キロ418円と平年並み 2023年12月22日

夏の高温により高値が続いたネギ価格ですが、平年並みに戻した、というより例年の傾向に反して年末年始の高騰が見られません。

高値反動や暖冬の影響でネギが売れていないようです。

一方、年明けからはネギの生産量が回復見込み。

1月上旬は出荷量少ないが中旬には平常ペースの出荷に戻る見込み。年末に上昇した相場からは大きく下がる流れとなる

引用:東京青果1月野菜展望

例年であればネギの市場価格は1月半ばに1キロ300円台半ばまで下げますが、今年はさらに下げ幅が大きくなる恐れがあります。

1キロ411円と平年比2割高 2023年12月15日

ネギが不作で苦しむ中、価格は徐々に下落しています。

高値が続き、売れ行きが不調のようです。

平年より少ないが、作柄は回復傾向。高悩みで小売りの引き合いもうひとつ

引用:日本農業新聞2023年12月17日

ただし、茨城県や埼玉県といった秋冬ネギ産地の生育は回復傾向とのことです。

年末年始需要が落ち着けば、徐々に平年並みに戻るものと思われます。

1キロ442円と平年比3割高 2023年12月8日

ネギの出荷量が少ない状態が続いています。

夏の高温による作柄低下で平年より少ない出回り続く。鍋物需要で引き強い

引用:日本農業新聞2023年12月10日

ネギは栽培期間が長い作物ですので、夏の高温の影響からまだ抜け出せません。

ネギ価格の高値傾向はしばらく続きそうです。

1キロ529円と平年比5割高 2023年11月24日

ネギ価格が再び高騰し、平年比5割高に達しました。

作型の切り代わりに加えて、関東産の生産が思わしくないようです。

気温低下で需要が高まる中、関東産は天候不順の影響が当面続き、高止まり

引用:日本農業新聞2023年11月26日

東北産の夏ネギが終わりを迎えたほか、猛暑による植え替えや中旬の雨の影響を受け出荷量が増えていません。

12月に入れば出荷量は増えるものの、例年ネギは年末需要に向けて値を上げます。

ネギ価格の高値傾向はしばらく続きそうです。

1キロ619円と平年比5割高 2023年10月22日

ネギの高値が続き、終わりが見えません。

前週から微増も関東の秋冬作は大幅な遅れ。

引用:日本農業新聞2023年10月22日

関東産はこれから増量期に入るため品薄は徐々に解消されますが、猛暑の影響はしばらく残るものと思われます。

ネギ価格の高値はまだまだ続きそうです。

1キロ675円と平年比6割高!2023年10月13日

夏ネギが出荷終了に近づく中、関東産を中心とした秋冬ネギは生育不良に苦しんでいます。

後続の関東産は高温と豪雨で肥大が進まず絶対量不足。鍋物商材で引き強い

引用:日本農業新聞2023年10月15日

これから11月にかけて北日本産から関東産へと生産地が移りますが、ネギは生育期間が長いため高温の影響を大きく受けることになります。

ネギ価格の高値はしばらく続きそうです。

1キロ646円と平年比4割高 2023年9月29日

ネギの高値が続いています。

高温による生育不良で品薄が長期化している。細物が多く、一部産地で稲刈りも重なり日量の変動が大きい不安定な入荷続く。

引用:日本農業新聞2023年10月4日

ネギは定植から収穫まで3~4か月かかるため、夏の高温の影響から抜け出すのに時間がかかっています。

一方、季節は急に進み、多くの地域で朝晩の気温がかなり下がっています。

鍋需要が本格化する中品薄となっているため、ネギ価格の高値傾向はしばらく続きそうです。

1キロ590円と平年比25%高 2023年9月21日

猛暑の影響が残り、ネギ価格が高止まりしています。

L級主体で太物の比率少なく、稲刈り作業も入って不足感のある取引が続く。

引用:日本農業新聞2023年9月24日

生育は回復しつつあるとのことですが、気温が下がり煮炊き需要が伸びています。

ネギ価格の高値はしばらく続きそうです。

1キロ586円と平年比3割高 2023年9月15日

彼岸が近づき気温が下がり始めたものの、高温や干ばつの影響はしばらく残りそうです。

夜温低下で品質の回復期待も細物多く数量は横ばい。

引用:日本農業新聞2023年9月17日

太さが求められる業務加工向けを中心に品薄状態となっています。

ネギは生育期間が非常に長い作物ですから、暑さによる品薄・高単価は長期化する恐れがあるでしょう。

1キロ602円と平年比3割高!2023年9月8日

酷暑が続き野菜が高騰していますが、ネギも例外ではありません。

高温で正品率低下や細物率の上昇で入荷少ないまま。小売りはばら売り主体

引用:日本農業新聞2023年9月10日

9月は稲刈りシーズンと重なるため価格が上がりやすい時期ではありますが、今年は暑さによる肥大不足も加わりいつも以上に高騰しています。

例年、気温が下がりはじめ関東産の出荷が増える10月ごろより価格は下がり始めますが、今年は関東も高温や大雨被害があるはず。

ネギ価格の高値傾向はしばらく続く可能性があります。

1キロ460円と平年比2割高 2023年8月28日

ネギ価格はお盆に1キロ600円前後まで高騰したものの、その後は平年通り下落しています。

ただし、高温による品薄のため、いつもより下落幅は小さいようです。

干ばつで細物が増え、入荷微増にとどまる。

引用:日本農業新聞2023年8月27日

北日本産の夏ネギは猛暑のため肥大が鈍くなっているほか、病気も発生している模様。

気温が下がってくる9月中旬までは、高値傾向が続く可能性があります。

1キロ447円と平年比1割安も上昇中 2023年8月11日

ネギ価格がお盆休みシフトに入ったようです。

産地が盆休みに入って減り、回復は週末。

引用:日本農業新聞2023年8月11日

やはり、ネギ価格は例年通りお盆期間中に高騰、その後下落という展開になりそうです。

1キロ389円と平年比1割安 2023年7月29日

雨により値を上げるものと思われたネギ価格ですが、結局半月もの間下落を続けています。

北日本産の出荷量が増えているようです。

太物は多くなくL級主体だが、東北産の夏ネギが入荷まとまり、荷動き鈍化

引用:日本農業新聞2023年7月30日

例年、お盆休み前後は市場の休みの関係で高値となり、1キロ500円台半ばまで価格が急上昇します。

今年も同様の動きとなるでしょう。

1キロ425円と平年並み 2023年7月24日

ネギの生産地が茨城県、千葉県といった初夏ネギ産地から青森県、北海道、秋田県といった北日本産に切り替わりつつあります。

ただし、梅雨の降雨が生産量に影響を与えています。

関東産は終盤に入り、東北産も大雨の影響を受けて総量減少し、需給締まる

引用:日本農業新聞2023年7月23日

秋田県では、7月中旬の大雨被害により圃場の冠水被害が散見されるとのこと。

今後のネギ価格は、下げ基調から一転して上昇に向かうものと思われます。

1キロ481円と平年並み 2023年7月14日

ネギ生産の主体は関東から北日本へと移行しています。

主力の東北産は前進気味で増量する。面積増もあり潤沢な出回りで相場軟調

引用:日本農業新聞2023年7月16日

また、関東では茨城県産の出荷も残っており、こちらも出荷量は多いとのこと。

夏休みに入り給食需要がなくなることを考えると、今後のネギの価格は下落に向かうものと思われます。

1キロ439円と平年並みまで下落 2023年6月30日

雨により高値が続くかと思われたネギ価格ですが、ここ数日で50円以上下落しました。

露地栽培に切り替わった茨城県産が出荷ピークを迎えています。

茨城産の露地物がピークで入荷量は潤沢。

引用:日本農業新聞2023年7月2日

雨と高温で品質が低下しているとの情報があるものの、出荷量は平年並みを見込んでいるとのことです。

今後のネギ価格は、平年通り1キロ400円台で推移するものと思われます。

1キロ497円と平年比1割高 2023年6月20日

梅雨入り後、全国的に天候が不安定となっています。

主産地茨城県でも曇雨天の影響を受け、ネギの出荷量が伸びていません。

悪天候から生育遅れ細物中心の入荷、価格は保合展開予想

引用:仙台中央卸売市場 今週の入荷と価格の見通し

ときおり晴れ間はあるものの、7月上旬まで雨や曇りが続く予報です。

ネギ価格の高値傾向はしばらく続くでしょう。

1キロ483円と平年比1割高 2023年6月9日

梅雨入りの影響を受け、ネギ価格が上昇しています。

茨城産は生育順調も雨で入荷伸びず。北海道産も遅れ気味で堅調相場を維持

引用:日本農業新聞2023年6月11日

6月いっぱいまでの初夏ネギ、7月からの夏ネギともに生育は順調とのことですが、なにぶん天候が不安定です。

主産地茨城県では、今週末の晴れ間をのぞくと、2週間にわたって曇雨天が続く予想となっています。

ネギの高値傾向はしばらく続くものと思われます。

1キロ498円と平年比1割高まで上昇中 2023年6月5日

ここ二週間で約50円値を上げています。

梅雨入りに伴い、収穫作業に遅れが出ている模様です。

関東産の夏ネギ主体。太物多く品質良好だが、雨で入荷伸び悩み相場底上げ

引用:日本農業新聞2023年6月4日

なお、初夏ネギの主産地である埼玉県は今後一週間にわたって雨予報となっています。

ネギ価格の上昇傾向はもう少し続きそうです。

1キロ465円と平年並み 2023年5月26日

生育順調でネギの価格は平年並みで推移しています。

ただ、心配なのは今後の天候。

初夏ネギは太物が中心で生育は順調だが、雨天が続けば入荷減り小幅に上昇

引用:日本農業新聞2023年5月28日

6月の出荷は茨城県、千葉県、鳥取県、大分県といった生産地が中心となりますが、今後全国的に雨が続く予報です。

収穫遅れにより、ネギ価格はやや値を上げる可能性があります。

1キロ449円と平年並み 2023年5月20日

ネギ価格が平年並みに戻しました。

夏ネギの出荷が順調とのことです。

夏ネギの出方は順調で増量。業務需要はまずまずだが小売りは厳しく弱含み

引用:日本農業新聞2023年5月21日

売れ行きがやや気になるところですが、今後のネギ価格は平年通り1キロ450円前後で推移するものと思われます。

1キロ475円と平年比1割高 2023年5月15日

端境期に入り値を上げていたネギ価格ですが、やはり上昇が止まりました。

夏ネギの出荷が本格的にスタートしたようです。

茨城産は、作付けが増えた夏ネギが本格化。高値反動もあり軟調な展開続く

引用:日本農業新聞2023年5月14日

メインの茨城県産、千葉県産ともに5月中旬から出荷ピークに入りました。

ともに生育順調とのことですから、今後のネギ価格は平年並みの水準で推移するでしょう。

1キロ494円と平年並み 2023年5月2日

春ネギから夏ネギへ作型移行のため、ネギ価格が急上昇しています。

ただし、連休明けには上昇が止まりそうです。

夏ネギが徐々に本格化して作型の端境解消に向かい、高値疲れも重なり軟調

引用:日本農業新聞2023年5月7日

5月の出荷量は平年並みとの予想です。

今後のネギ価格は、平年通り1キロ450円前後で推移するでしょう。

1キロ467円とほぼ平年並み 2023年4月30日

ネギの生産地が千葉県産から茨城県産へと徐々に移りつつあり、品薄となっています。

それに伴い、年始から続いていたネギの安値傾向が終わり、平年並みの価格に戻しました。

夏ネギは出始めで少なく端境で品薄は続くが、上昇が続いていた分反動安

引用:日本農業新聞2023年4月30日

ただし、茨城県産の夏ネギ(厳密にいえば初夏ネギ)の生育は順調で、5月中旬より出荷ピークに入るとのこと。

上昇傾向は長続きせず、平年通り1キロ400円台前半~半ばで推移するでしょう。

1キロ402円と平年比でやや安値も上昇中 2023年4月24日

春ネギから初夏ネギへの端境期に入り、ネギ価格は平年通り上昇しています。

春作が終盤迎え、初夏作まとまるまで端境となる。連休に向け、業務需要強い

引用:日本農業新聞2023年4月23日

5月上旬の1キロ450円台に向け、今後も上昇を続けるものと思われます。

1キロ367円と平年比でやや安値も上昇中 2023年4月18日

茨城県産の初夏ネギが始まりました。

千葉産は春物に移り茨城産の夏物も前進入荷だが、総量は減って相場底上げ

引用:日本農業新聞2023年4月16日

例年、秋冬ネギのシーズンが終わるとともに流通量が減り、価格は1キロ450円前後へ向けて上昇します。

茨城県産初夏ネギの出荷量は平年並みとの予想ですから、今後のネギ価格は平年通り上げる展開となるでしょう。

1キロ337円とやや安値 2023年4月10日

ネギ価格は4月上旬から5月上旬にかけて1キロ100円以上値上がりします。

抽苔の危険があり栽培が難しい春ネギ~初夏ネギのシーズンとなり、出荷量が徐々に減少するためです。

ただ、今年は4月上旬からいったん下落へ向かっています。

春の高温で生育がよいせいか、出荷量がそれほど減っていないようです。

関東産の春もの主体で、茨城は夏物も開始。太物多い。

引用:日本農業新聞2023年4月9日

ただし、4月下旬には春ネギから初夏ネギへと作型が移行するため、品薄となる可能性があります。

今後のネギ価格は、近いうちに上昇に転じるでしょう。

1キロ319円と平年よりやや安値も上昇中 2023年3月31日

秋冬ネギの出荷好調により安値が続いたネギ価格ですが、3月中旬以降上昇しています。

春ネギとの端境期に突入したようです。

秋冬ネギの残量が前年以上にありながらも春ネギへの切り替わりで入荷量減少して相場は引き締まるか

引用:東京青果4月野菜展望

例年、ネギ価格は5月上旬の1キロ400円台半ばに向けて上昇します。

4月全体の出荷量は平年をやや上回る見込みとはいえ、上昇傾向はしばらく続くでしょう。

この記事を書いた人
小林大介
小林大介
  • 元ブリーダー(品種改良担当の技術者)
  • 機能性野菜品種の開発等に従事
  • 得意なこと:野菜の栽培、市場分析
  • お問い合わせはこちらから

1キロ287円と平年比15%安 2023年3月25日

春ネギの出荷が好調です。

2L級が5割と多く、入荷安定

引用:日本農業新聞2023年3月26日

寒波の影響も少なく好調を維持する春ネギですが、消費の伸びは今ひとつ。

春休み期間のため学校給食がなく、業務加工向けに適する大きなサイズの需要が低下しています。

例年であれば、4月上旬から価格を上げる展開に変わります。

4月からの価格上昇に期待しましょう。

1キロ284円と平年比2割安 2023年3月18日

多くの野菜がほぼ平年並みの価格で推移する中、ネギ価格は平年比2割安に沈んでいます。

豊作傾向かつ消費鈍化のダブルパンチです。

好天で生育進み出方順調。太物多く2L中心。春商材に押され売り場狭い

引用:日本農業新聞2023年3月19日

千葉県、茨城県、鳥取県といった春ネギ産地の出荷が好調。

一方でお鍋の季節が終わり、販売は伸び悩んでいます。

春ネギの生産量が減り始める4月までは、安値が続くでしょう。

1キロ352円と平年比15%安 2023年3月11日

ネギの価格が下がっています。

春ネギが出荷を開始し、生産量が増加しているためです。

春物が始まり入荷は増量傾向

引用:日本農業新聞2023年3月12日

さらに気温上昇でなべ物需要が減り、販売は苦戦。

田植えシーズンが始まる3月下旬~4月初旬までは、安値傾向が続くと思われます。

1キロ342円と平年比15%安 2023年3月3日

秋冬ネギがシーズン終了に向かっていますが、出荷好調をキープしています。

秋冬作は減少基調だが例年よりは入荷多い。春商材主体となり流通在庫出る

引用:日本農業新聞2023年3月5日

2月中盤の寒波から一転して春の陽気となり、スーパーの野菜売り場はサラダ野菜が面積を増やしています。

鍋物需要主体のネギは、売れ行きが芳しくないようです。

秋冬ネギの出荷が残る3月中は、1キロ350円前後の取引となるでしょう。

1キロ342円と平年比2割安 2023年2月25日

秋冬ネギがシーズン終盤に差し掛かっていますが、まだまだ出荷好調です。

生育良好で入荷量潤沢。売り場が広く一定の鍋需要を見込め引き合いは安定

引用:日本農業新聞2023年2月26日

なお、3月上旬は平年に比べ気温がかなり高くなるとの予想です。

秋冬ネギの終了前になべ物需要が小さくなれば、価格は一時的に下がる可能性があります。

1キロ339円と平年比2割安 2023年2月17日

1月下旬以降、白ネギ価格は1キロ350円前後で安定しています。

寒波の影響が解消される一方、寒さでよく売れて需給のバランスが取れているようです。

鳥取産の収穫遅れ分出て入荷増える。スーパーは売り場を広げ荷動きは良好

引用:日本農業新聞2023年2月19日

秋冬ネギの主産地千葉県の生育は良好で、今後も順調な出荷を見込んでいるとのこと。

しばらくは同程度の価格で推移するでしょう。

※2年前の価格高騰により、グラフの平年価格が高めに算出されています。
その影響を差し引くと、現在の価格は平年並みです。

1キロ343円と平年比2割安 2023年2月9日

関東産の秋冬ネギが出荷好調です。

生育順調で2L級比率高い。降雪の影響なければ入荷安定し、引き合い良好

引用:日本農業新聞2023年2月12日

先週の寒波で関東地方は積雪があったものの、大きな影響は今のところなさそう。

2年前の不作による高騰でグラフの平年価格は高めに出ていますが、その分を差し引けばこの時期の価格は1キロ350円前後です。

今後もしばらくは同程度の価格が続くでしょう。

1キロ336円と平年比2割安 2023年2月3日

鳥取県産は雪で収穫作業が遅れているようですが、関東産の出荷は順調なようです。

全体として、市場価格は伸び悩んでいます。

関東の秋冬物主体。寒さで正品率やや低下も、生育は大体順調。鍋もの需要底堅い

引用:日本農業新聞2023年2月5日

秋冬ネギのシーズンが終わりに近づき、平年であれば相場は徐々に上げていく時期に入ります。

ただ、2月の生産量は平年を上回るとの予想です。

今後の市場価格は平年並み~やや安値で推移するものと思われます。

1キロ359円と平年並みまで回復 2023年1月27日

関東の豊作により1キロ300円を切ってから2週間たち、ようやく平年並みの価格に戻しました。

西日本産地が寒波の影響を大きく受けているようです。

鳥取産が雪で収穫進まず週前半は絶対量不足が続く。

引用:日本農業新聞2023年1月29日

ただし、秋冬ネギの本場である千葉県、埼玉県といった関東の生産地の被害は限定的。

2月の生産量は平年をやや上回るとの予想ですから、今後の市場価格は平年並み~やや安値で推移するでしょう。

秋冬ネギ産地の鳥取県を大寒波が直撃 2023年1月27日

秋冬ネギの産地である鳥取県では、雪にネギが埋まり収穫できない事態となっています。

先日の雪で葉っぱが折れ曲がっている… どんどん積もっていくとすっぽり隠れてどうにもならない

引用:ANN NEWS 2023年1月27日

大雪により、収穫作業の遅延と品質の低下が起きているようです。

2月からは太平洋側から暖かい空気が入ってくるようですが、しばらくは品薄からの価格上昇へ向かうでしょう。

1キロ317円と平年比1割安 2023年1月20日

出荷好調により、ネギの市場価格は一時1キロ300円台を割るまで下落しました。

1月16日にようやく下げ止まり、その後上昇に転じましたが、今後の値動きはどうなるでしょうか。

引き合い安定。数量の増減は天候次第で、寒波による降雪で収穫の遅れ心配

引用:日本農業新聞2023年1月22日

低温による生育鈍化、降雪による収穫遅れと流通の混乱、そして鍋物需要の好調と価格上昇の材料がそろっています。

ネギの市場価格は上昇を続けるでしょう。

1キロ330円と平年比1割安まで下落 2023年1月13日

例年通りではありますが、年末年始需要で1キロ500円台まで高騰したネギの市場価格が1週間ほどで約200円の下落です。

肥大良く、2L級比率は4割。年末の高値疲れを引きずり、小売り鈍いまま

引用:日本農業新聞2023年1月15日

秋冬ネギの主産地千葉県では、近年にない豊作ともいわれており、出荷量が伸びています。

1月下旬からの寒波の影響次第ですが、関東の主産地を中心に積雪等なければ今後の市場価格は安値基調が続くと思われます。

1キロ452円と平年並み 2023年1月6日

白ネギの価格は平年並みの1キロ400円台半ばでスタートしましたが、平年通り1月中下旬にかけて下落に向かいそうです。

好天で各生産地生育が進み入荷量は増える。一定の需要あるがやや余剰感強い

引用:日本農業新聞2023年1月8日

1月末に予想される寒波の襲来までは生育が進みやすく豊作になると思われます。

ネギの市場価格は平年並み~やや安値で推移するでしょう。

1キロ483円と平年通りの高値に 2022年12月28日

年末需要に押され、白ネギの市場価格が急上昇しています。

年末年始の需要に、12月の急な冷え込みによる品不足も加わり、水菜やホウレンソウ、白ネギなどが高値で取引された

引用:熊本日日新聞 今年最後の青果の取引、葉物野菜などに高値 田崎市場で「競り納め」

年末年始は平年より冷え込みが強まるとの予想です。

1月上旬ごろまでは、1キロ400円台の高値が続くと思われます。

1キロ381円と平年並み 2022年12月23日

白ネギの価格が急上昇しています。

例年通り、年末需要で価格が上昇しているものと思われます。

1キロ400~500円台に向け、さらに上昇を続けるでしょう。

1キロ340円と平年並み 2022年12月16日

白ネギの市場価格が平年並みに回復しました。

気温低下に伴って、消費が好調なようです。

各産地とも肥大良く、2L級の比率が上昇。入荷微減と寒さで荷動きは改善

引用:日本農業新聞2022年12月11日

寒さで生育が鈍っている葉物野菜とは異なり、白ネギは生育順調で需給バランスが均衡しています。

年末年始の需要期に向け、相場のさらなる上昇に期待しましょう。

1キロ336円と平年比1割安 2022年12月6日

白ネギの市場価格は安値が続きますが、やや上向いてきた模様です。

秋冬ネギの出荷好調により10月中旬から下落が続きましたが、11月下旬の1キロ315円を底値としてジワリと上げています。

鍋もの消費が好調なようです。

2L、L級が中心で潤沢だが、気温低下で荷動きが改善

引用:日本農業新聞2022年12月4日

ネギは年末年始に400円から500円の高値を付ける品目ですから、徐々に上げる展開となりそうです。

1キロ327円と平年比2割安 2022年12月2日

ネギの市場価格が低迷しています。

11月の暖かさから生育が順調で、出荷量が増えているためです。

暖かさから東北産の残量あり、関東産も潤沢

引用:日本農業新聞2022年11月27日

ただし、12月に入り気温が下がっています。

生育が鈍くなること、鍋需要が増えることで価格が上向く可能性があります。

1キロ317円と平年比2割安 2022年11月22日

ネギの市場価格が再び下落しています。

10月中旬より秋冬ネギの出荷開始で市場価格は大幅に下落しましたが、11月上旬には夏ネギの出荷終了により下落が止まり、やや持ち直しました。

ところが11月中旬より再び下落をはじめ、ついに一年の中でもなかなかない1キロ310円台の安値となっています。

その原因は、供給過多です。

東北産の残量と、潤沢な関東産が重なる。需要はあるがそれ以上に供給過多

引用:日本農業新聞2022年11月20日

秋冬ネギの産地は茨城県、千葉県、埼玉県といった関東産と鳥取県、大分県といった西日本産に分かれますが、なかでも出荷量の多くを占める関東は自然災害が少なく生育順調とのこと。

年末商戦が始まるまでの間は価格低迷となる可能性があります。

1キロ351円と平年並み 2022年11月4日

ネギの市場価格が下げ止まったようです。

10月中旬まで400円台後半を維持していましたが、その後下落が続き10月末には300円台前半まで150円近い下落幅となりました。

しかし11月に入ってからの数日はじわじわと価格を上げ、350円台に戻しています。

その理由は、北海道、東北をはじめとする夏ネギ産地の出荷終了が早まっていること。

関東産の秋冬作が徐々に増えるが、東北・北海道の減少早く、相場底堅い

引用:日本農業新聞2022年11月6日

夏ネギの代表産地である秋田県や青森県では8月の大雨の影響が残り、11月の出荷量が昨年の半分に落ち込む地域もあるようです。

茨城県産の秋冬ネギが出荷量を伸ばしているものの、豊作で安値となった昨年とは打って変わって今年の11月は平年並み~やや高値傾向で推移するものと思われます。

1キロ417円と平年並みにまで下落 2022年10月20日

北日本の大雨の影響を受けて比較的高値が続いてきたネギの市場価格ですが、ついに平年並みの価格に戻しました。

大雨の被害があった北海道や秋田県といった夏ネギ産地の出荷が作の終わりに向けて徐々に減少を始める時期ですが、代わりに茨城や千葉、鳥取といった秋冬ネギ産地の出荷量が増え始めて品薄が解消されたためです。

堅調相場続いた中で増え、前週に続き下げ基調

引用:日本農業新聞2022年10月21日

また、終盤に向かう夏ネギも平年より出荷量は多いようです。

10月中旬にピークを迎え、遅れがあることから後半も数があるかたち

引用:東京青果 10月野菜展望 ねぎ

8月の大雨で作業が遅れた分、収穫時期が後ろにずれています。

※こちらは北海道のネギ農家さん。まだまだ採れています。

※追記 今後秋冬ネギがさらに出荷量を伸ばし、価格は下落傾向とのことです。

今週末に向けてきた日本産に加えて後続の関東産が徐々に増えてくる

引用:日本農業新聞2022年10月26日

1キロ459円と平年比2割高 2022年10月12日

ネギの市場価格が高値を維持しています。

平年であれば気温の低下とともに出荷量が増加し、市場価格は9月下旬から12月上旬にかけて緩やかに下落していきます。

ところが今年は10月に入っても400円台半ばをキープする展開に。

その理由は夏ネギの代表産地である北海道の生産動向です。

夏場の長雨や曇天で、北海道産の減少ペースが速い

引用:日本農業新聞2022年10月14日

やはり8月の大雨の影響が長期化しているようです。

来週にも出荷の終わりが見えてくるようですが、気になるのはその後ろを継ぐ千葉県や埼玉県のような秋冬ネギ産地の動向です。

後続産地が本格化するのはもう少し先

引用:日本農業新聞2022年10月14日

10月中下旬は端境期による品薄となり、高値基調はしばらく続く見込みです。

1キロ468円と平年並み 2022年9月29日

8月の大雨により一時高騰したネギの市場価格ですが、9月の中旬に入って落ち着きを取り戻し平年並みを維持しています。

北海道や東北を中心とした夏ネギの出荷量が回復に向かう中、気温低下で鍋需要が増えて需要と供給のバランスがとれているようですね。

安定した引きで需給バランス良好

引用:日本農業新聞2022年9月25日

10月までは夏ネギがメインとなりますが、10月といえば稲刈りシーズンです。

ネギの栽培専門という農家さんは少なく、稲作や果樹など多品目を生産されている方が多いのですが、北日本の10月はどこもかしこも稲刈り祭り!

あまりの忙しさに、ネギの収穫が遅れる場合があるそうです。

10月前半までは稲刈り作業もあり、少ないまま推移する見通し。月後半からは若干数量上向くも平年レベルより少なく、出荷終盤の減り込みも早まる見込み

引用:東京青果 10月野菜展望 ねぎ

稲刈りのほか、8月の大雨やその後の天候不順で夏ネギの終盤はやや生産量が少なくなる予想です。

今後のネギの市場価格は、平年並み~やや高値で推移するでしょう。

※追記 北海道のネギ農家さんです。大雨にも負けず、収穫継続中!

1キロ452円と平年並み 2022年9月10日

北日本の大雨の影響で高値が続いたネギの市場価格ですが、1か月ぶりに平年並みに戻しました。

冠水被害により傷みや病害発生が心配された圃場もあったようですが、生産量は回復傾向にあるようです。

数量、品質とも不安定だった出回りは徐々に回復。増量に伴い相場上昇一服

引用:日本農業新聞2022年9月11日

ただし、全体の出荷量は平年よりやや少ない予想となっているほか、気温の低下に伴って秋の食材の売れ行きが好調のようです。

しばらく安値に転じる要素はありませんので、ネギの市場価格は平年並み~やや高値で推移するものと思われます。

1キロ453円と平年比1割高 2022年9月1日

お盆前後で1キロ600円を超える高値を付けたネギの市場価格はその後下落に転じましたが、450円前後で下げ止まりました。

ここ数日は平年比1割高で推移していますが、その要因はやはり品薄です。

北海道産は不作傾向。長野産も干ばつの影響で平年より少ない入荷量が続く

引用:日本農業新聞2022年8月28日

夏秋どりネギの生産地は青森、秋田、北海道といった北日本が中心ですが、8月の長雨の影響が深刻なようです。

さて、今後はどのような展開となるのでしょうか?

東北産は8月中旬までの大雨の影響からイタミや病害が散見されており、9月も出回りは少なめで前年・平年をやや下回る予想

引用:東京青果 9月野菜展望 ねぎ

後続産地である関東産や鳥取産が出始めるのは11月ごろからです。

10月までは北日本産がメインになりますから、8月の大雨の影響は長期化するものと思われます。

1キロ410円と平年比2割高 2022年8月24日

大雨とお盆の休市の影響で高値が続くネギの市場価格。

8月18日に1キロ436円を付けましたが、その後下落に転じました。

品薄高の反動と、豪雨で先週まで出方が鈍かった東北産がやや回復した

引用:日本農業新聞2022年8月24日

8月は青森、北海道、秋田といった北日本産が出荷量の多くを占めているため先日の豪雨の影響を大きく受けるかと思われましたが、現状出荷分に関しては回復してきたようです。

ただし、北日本産は9月、10月と続きます。管理作業の遅れはあるでしょうから、被害状況によっては影響が長期にわたる可能性も。

豪雨、その後も前線の影響で大雨が続いていることから、一部圃場では冠水している。生育、出荷ともに遅れて推移する見込み

引用:alic 産地作柄情報 青森県(夏ネギ)

ただし、価格が上向くのは学校給食が再開する9月以降と見られています。

8月中は下落基調となるでしょう。

1キロ405円と平年比2割高 2022年8月14日

白ネギの市場価格が急上昇しています。

8月上旬に1キロ当たり310円であった価格が、8月13日には405円に!

10日ほどで約100円の上昇です。

実を言えばお盆休みの出荷停止の影響で毎年この時期に高騰するのですが、今年はそのタイミングがやや早いうえにまだまだ上昇しそうな気配…

何が起きているのでしょうか?

大雨で収穫作業が進まず、主力産地が軒並み減少

引用:日本農業新聞2022年8月14日

この時期の主力産地は青森、秋田、北海道など北日本が中心です。

そのため、東北各地に被害をもたらしている記録的豪雨の影響を大きく受けていると思われます。

今のところ被害は出荷作業の遅れ程度のようですが、問題はこれから。

北日本産の白ネギは11月まで続きますから、生育途中の白ネギが影響を受けて生育不良となる恐れがあるのです。

過湿による根腐れや病害の蔓延、管理作業遅れなど…

被害の全容はまだわかりませんが、秋にかけて高値傾向で推移する可能性があります。

1キロ323円と平年並み 2022年8月7日

高温による生育不良が心配されていた白ネギですが、結局平年並みにとれているようです。

スーパーに並ぶものをみるとやや細い傾向ですが、出荷量、価格ともに平年並みを維持しています。

4〜5月の少雨により、現状、肥大はL、Mサイズ中心とやや細めの仕上がりだが、今後は回復に向かう

引用:東京青果 8月野菜展望 ねぎ 青森

ところで、8月のネギ市場価格にはある特徴があります。

それは、お盆の出荷休みで一時的に相場がぐんと上がること!

8月上旬に300円 → お盆に400円台半ば → 8月下旬に300円

と10日間ほどの間に相場が100円以上 上がったり下がったりするのです。

とはいえ、相場の上昇は一時的。

北日本の露地作も順調なようですし、しばらく平年並みの価格で推移するでしょう。

1キロ353円と平年比1割安 2022年7月8日

6月中旬に1キロ440円ほどまで上昇したネギの市場価格ですが、天候の回復とともに急落。

6月下旬には340円まで大きく値を下げました。

しかしネギの相場に関して気になる情報が。

ネギも高温で肥大が抑えられ、入荷減少

引用:日本農業新聞2022年7月8日

ネギの生育適温は20℃で、30℃を超えると生育が遅くなってしまう夏に弱い作物なのです。

いったん暑さが和らぎましたが、夏本番はこれから。

今年の夏は平年より暑い予想ですから、今後のネギの市場価格は平年並み〜やや高い水準で推移するでしょう。

1キロ438円と平年比17%高 2022年6月15日

白ネギの市場価格がじわじわと上昇を続けています。

その理由は、関東の梅雨入り。

降雨による収穫作業遅れで入荷量が減った

引用:日本農業新聞2022年6月16日

東京中央卸売市場の集計で5月〜8月まで出荷量トップを走る茨城県では、6月6日の梅雨入り後に降雨が散発的に続き、収穫作業に支障が出ているようです。

今後の予報をチェックすると、やはり2週間のうち7日ほどに雨マークが付いていて、収穫作業の遅れは今後も続きそうですね。

天候の状況次第で、白ネギの市場価格は不安定な状態が続くでしょう。

1キロ410円と平年比1割高 2022年6月5日

白ネギの高値が続いています。

5月中旬より1キロ400円を超える市場価格が続き、6月に入っても価格が下る気配がありません。

その理由は、東日本の雨、そして西日本の干ばつです。

まずは日本有数の夏ネギ産地である茨城県。

雨の影響で入荷の不安定さ残り、微増にとどまる

日本農業新聞2022年6月6日

今年は4月中旬以降に低気圧や前線が定期的に雨を降らせ、日照不足が続いています。

収穫作業の遅れにも繋がり、関東産の出荷が減って高値傾向に。

一方、西日本有数の白ネギ産地である鳥取県。

こちらは干ばつに苦しんでいます。

鳥取産が干ばつで出方鈍く少ない入荷が続く

日本農業新聞 2022年6月5日

前線が日本の南を通過し雨を降らせたものの、日本海側は雨の少ない状況が続いている模様です。

関東とは反対に、雨が少なく白ネギの生育が停滞して出荷が遅れています。

ただし、今後7〜8月にかけて順次北海道、東北産といった夏ネギが始まります。

梅雨時の雨量と日照時間が勝負となるこの作型、天候の動きに注目ですね。

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