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ブロッコリーの市場価格 変動とその理由 2022年5月15日最新版

日々変動するブロッコリーの市場価格。変動幅とその理由について情報を集め、発信しています。天候、スーパーの意向、産地の動向によって左右される市場価格の予想は難しいですが、過去の事例を読み解けば自ずと答えが見えてくる!過去の情報と合わせてご覧ください。

目次

1キロ282円と平年比2割安 2022年5月15日

ブロッコリーの市場価格が再び安値に転じました。

その理由は生育遅れの回復で集荷量が増えたから。

主力の徳島県産や九州産は、干ばつや低温の影響で数量が伸び悩んでいた。生育の回復で今週いっぱいは安定した入荷が見込まれる

引用’日本農業新聞2022年5月15日

4月下旬以降、前線が日本の南に停滞して天候不純が続きましたが、その影響を四国や九州の産地が大きく受けたようです。

なお、6月からは長野や北海道産の夏ブロッコリーに切り替わる時期を迎え、入荷が不安定になる可能性があります。

夏ブロッコリーが本格化する7月までの間、価格の変動に注意が必要です。

1キロ362円と平年並みの価格を維持 2022年4月30日

ブロッコリーの市場価格2022年4月30日
出典:netアグリ市況

春物の埼玉、徳島産の出荷本格化に伴って出荷量が増え、安値が続いたブロッコリー価格。

4月中旬以降、上がりこそしないものの価格を維持し続け、現在は平年並みの水準に戻しています。

その理由は需要の高さ。

特売需要あり堅調

日本農業新聞2022年5月1日

気温の上昇とGW需要でブロッコリーがよく売れているようです。

また5月から6月にかけては産地の切り替わり時期にあたり、西南暖地から長野、北海道といった冷涼地へとシフトします。

スムーズに切り替われば価格の変動も小さく済みますが、今年は4月の天候不順が6月の出荷にどう影響するのか、注意深く見ていく必要がありますね。

1キロ383円と価格維持も上昇止まる 2022年4月17日

4月上旬より急上昇したブロッコリー市場価格ですが、価格を維持しています。

秋冬物から春物への端境期が以依然として続いているためです。

ただし、価格の上昇は一旦ストップ。

長崎県産をはじめとした九州の春物が出荷量を伸ばしているためです。

九州産の入荷量増。春物中心に切り替わる

日本農業新聞 2022年4月17日

とはいえ、九州産の存在感はまだまだ小さいのが実際のところ。

大田市場、大阪本場市場では埼玉、香川、徳島県産が中心で、大阪東部市場でわずかに0.6tの入荷があるのみです。

入荷量はしばらく少ないまま、荷動きも鈍いままで、価格は現状維持が続くと思われます。

1キロ377円と先週比+140円の急上昇! 2022年4月10日

ブロッコリーの市場価格2022年4月10日
出典:ネットアグリ市況

ブロッコリー価格が急上昇しています。

3月中旬より平年比3割安に沈んできたブロッコリー価格ですが、4月に入りどんどん上昇。

1キロあたり400円台に手が届くか?というところまで来ています。

その理由はやはり端境期。

厳寒期作と春作の端境期で減少基調が続く

日本農業新聞2022年4月10日

産地としては引き続き徳島、香川、愛知といった西南暖地主体が続きますが、 もともと4月は端境期で出荷量が減少する時期。

加えて2月からの降雨と気温上昇により出荷が前進、その反動で入荷量が減ったことが価格をさらに押し上げる要因となっています。

前進出荷の反動で入荷減る

日本農業新聞2022年3月27日

とはいえ、ようやく平年並みに値を戻したところです。

春作の出荷が本格化する5月までの間、しばらく価格の上昇傾向は続くでしょう。

1キロ238円と平年比3割安も価格上昇の気配 2022年4月3日

出典:ネットアグリ市況

干ばつの解消と気温上昇により、3月上旬からブロッコリーが一気に取れ始めました。

気温上昇と日射時間増加で肥大進む。全国的な増量に伴い、小売りは売り込み

日本農業新聞2022年3月6日

当然市場価格は落ち込み、4月に入っても安値が続いています。

ただ、この10日間ほどで回復の兆しが見え始めました。

その理由は作の切り替わり。

秋冬作から春作の移行期を迎え、端境期で入荷量減少

日本農業新聞2022年4月3日

夏に向けて出荷量自体も減少していく時期に差し掛かります。

価格上昇に期待です。

1キロ355円と平年比75円高 2022年3月1日 

ブロッコリーの市場価格2022年3月1日
出典:ネットアグリ市況

2022年に入り平年並み〜やや高値で推移してきたブロッコリーの市場価格。 

平年であれば2月中旬ごろより下落を始めるはずですが、今年は価格を340~350円台に維持したまま平年より高値を維持し続けています。 

2月中旬からの市場価格に何が起きているのでしょうか。 

ブロッコリー価格は1月から3月にかけて下落する

ブロッコリー価格は年始に一度上昇して1キロ400円台前半となり、その後3月にかけて300円台前半まで徐々に下げるのが例年の動きです。 

そのわけは、年始が作の切り替え時期に当たるから。 

12月に秋冬物の出荷ピークを迎えた後に出荷量が一度減少、その後徐々に春物へと切り替わり出荷量が増えていくことで価格が下落していくというわけです。 

冬〜春の主要産地である愛知県や香川県、徳島県でこのような動きが見られます。 

今年の2月下旬は下がるどころか上昇中!

2月中旬には1キロ340円を切ったものの、再び上昇に転じ3月1日には360円に迫る勢いのブロッコリー 価格。 

西日本の主産地徳島県で出荷が遅れているようです。 

前週は寒い日が続いたため、春物の出方が鈍いという。

日本農業新聞 2022年3月1日

ただし、3月は春物の出荷が本格化する時期です。今後は出荷量が増加し価格下落に転じると思われます。 

入荷は増量基調で、週後半は価格を下げると見込んでいる 

日本農業新聞 2022年3月1日

春物のメインとなる香川、徳島といった四国の動向に注目です。 

1キロ336円、雨で数量不足解消へ 2022年2月18日

ブロッコリーの市場価格の推移2022.2.18
出典:ネットアグリ市況

価格こそ平年並み〜やや高値であるものの、1月下旬より入荷量の少ない状況が続きました。

その理由は降雨が少ないこと。

干ばつで玉伸び抑えられ、入荷少ないまま。

日本農業新聞 2022年1月30日

ところが2月に入って適度に雨が降り、四国産を中心に生産量がアップ!

雨で四国産の生育が進み、出回りが増えた

日本農業新聞 2022年2月18日

ただし、この状況は限定的です。

西日本の主力の一つである鳥取県産が雪のため収穫が遅れています。

近いうちに価格が上昇する予想です。

1キロ343円と前日比17円安 2022年2月1日

年明けから平年以上の高値で推移してきたブロッコリーの価格が、1月下旬より下落に転じています。

ブロッコリーの市場価格の推移2022年1月
出典:ネットアグリ市況

1月のブロッコリー 栽培のメインは香川、愛知、徳島です。

各県ともに年末からの干ばつと寒波で生育が鈍く、出荷量が少ない状態が続いています。

ところが先週末に異変が。

休市明けで入荷が集中した

日本農業新聞 2月1日

たまたま週末に徳島県産のピークが来たようです。

ただし、入荷量が少ない状態は今後も続く予想。

しばらく相場は強もちあい

日本農業新聞 2月1日

今週末にかけて再び冬型の気圧配置が強まる予想です。

しばらくはブロッコリーの高単価が続くと思われます。

1キロ289円と平年比3割安 2021年12月18日

ブロッコリーが値を下げています。

原因は、石川県産の出荷量が多いこと。

石川県産の切り上がりが想定より遅く、入荷量が多い

日本農業新聞 2021年12月17日

実は石川県、ブロッコリー業界では大きな存在感はないものの、栽培面積は増加しています。

北陸地域では、新潟県と石川県での作付けが多く、とくに石川県では近年、面積が増加しています。

北陸農政局

稲作からの転換で、ブロッコリーが栽培されているようです。

1キロ313円と前日比15円高 2021年12月7日

徳島県産のブロッコリーが値を上げています。

理由は病害の発生と冷え込み。

一部産地で病害が発生したのに加え、冷え込みで生育が鈍く入荷量が減った

日本農業新聞 2021年12月7日

不安定な天候が続き、病気発生のリスクが高まっています。

中でも秋から冬に向けての曇天で発生しやすいのが、黒すす病とべと病です。

鳥取県病害虫防除所より 黒すす病の様子
鳥取県病害虫防除所より べと病の様子

冷え込みが厳しさを増す12月、ブロッコリー価格に注目です。

6キロ2,376円と前市日324円安。2021年11月5日

alic ブロッコリーの受給動向より

ブロッコリーが端境期(産地の移り変わり時期)を迎えています。

北海道、長野といった冷涼地帯の出荷が終わり、四国、埼玉など暖地からの出荷が本格的にスタート。

価格が不安定になりやすいこの時期ですが、今年はさらに厄介です。

干ばつや定植時の長雨の影響で、主力の石川、徳島産の出方が鈍く、前週に相場が上がったため、小売が注文を抑えている

日本農業新聞 2021年11月5日

まずは8月の長雨からの干ばつ。
整地や定植がなかなか進まず植えても動きが鈍かった生育初期の悪天候がひびき、ここにきて出荷量が思うように伸びていません。

当然市場価格は上昇、10月下旬の市場価格は6キロ3000円程度とまずまずの値をつけました。

ところがことはそう単純でないのが市場価格。
野菜全体が一時高値基調だったことからスーパーが注文を控えたのです。
高いと特売も組めませんからね。

「高値の反動」から注文が減り、品物が少ないにもかかわらず安値をつけるという謎は、こういうからくりだったのです。

ちなみに今後は入荷量が回復する見込み。しばらく価格の低迷が続きそうです。

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この記事を書いた人

神戸大学大学院農学研究科卒業、元種苗メーカー研究開発部門所属。
こんなことが得意です。
・野菜の栽培
・トラクター、農業機械の操作
・環境制御ハウスのオペレーション
・農家さんへの栽培指導、講習会の開催
・商品企画、開発、設計
・バイオサイエンス分野の最新情報の提供
・統計解析、プログラミング(←勉強中)

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