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トマトの市場価格 変動とその理由 2023年2月

トマト市場価格トップ画像
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日々変動するトマトの市場価格。変動幅とその理由について情報を集め、発信しています。天候、スーパーの意向、産地の動向によって左右される市場価格の予想は難しいですが、過去の事例を読み解けば自ずと答えが見えてくる!過去の情報と合わせてご覧ください。

※農林水産省の「青果物卸売市場調査」より作成しています。札幌市、仙台市、東京都、横浜市、金沢市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、高松市、北九州市、福岡市及び沖縄県に所在する卸売市場のデータの集計です。本ブログで示す市場価格は、2022年9月より日本農業新聞の「日農INDEX」から農林水産省の「青果物卸売市場調査」に切り替えました。
「こんなグラフが欲しい」「生産量が知りたい」など、ご要望がありましたらお問い合わせフォームからご連絡ください。

小売価格(スーパーの値段)についてはこちらのページからご覧ください。

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1キロ373円と平年並み 2023年2月3日

トマトの市場価格が平年並みを維持しています。

気温上がらずサラダ需要は鈍いままだが、着色が鈍く入荷量増えず相場維持

引用:日本農業新聞2023年2月5日

なお、2月は平年より暖かくなる予想ですが、冬春トマトの大生産地である九州は雨が多いとのこと。

天候次第ですが、気温上昇によるサラダ需要の増加と曇雨天による生育鈍化に向かえば、トマトの市場価格は平年並み~やや高値で推移する可能性があります。

1キロ355円と平年並み 2023年1月27日

低温により果菜類の価格が上昇する中、トマトは平年並みを維持しています。

入荷量横ばい。ほかの野菜が高く、値頃感からスーパーの引き合い強まる

引用:日本農業新聞2023年1月29日

低温により着色の進みは遅いものの、着果そのものはあるため、出荷量はさほど減っていないようです。

なお、2月は花飛び(着果せず収穫できる果実が少ない状態)により1月よりも出荷量が減少するとの予想。

例年通り、1キロ400円台手前に向けて徐々に値を上げるでしょう。

1キロ341円と平年並み2023年1月22日

年明け以降暖かい日が続いたためか、トマトの出荷が好調です。

入荷量潤沢なまま。サラダ需要振るわず堅調だった24、28玉級も荷動き鈍化

引用:日本農業新聞2023年1月22日

ここ2週間の平均気温は、北海道を除いて全国的に平年より2℃以上高くなっています。

ただし、週明け24~25日にかけて10年に一度といわれる寒波がやってきます。

トマトは果菜類の中では比較的低温に強い品目ですが、強い冬型の気圧配置に伴う低温や曇天、降雪により生育が鈍化する可能性があります。

今後の市場価格は、冬春トマトの主産地である熊本県、愛知県、栃木県の天候に大きく左右されるでしょう。

1キロ329円と平年並み 2023年1月13日

トマトの市場価格が平年並みを維持しています。

春作は増量するが全体の入荷量は落ち着いて流通在庫が減り、荷動きが改善

引用:日本農業新聞2023年1月15日

熊本県、愛知県といった冬春トマト産地では、出荷が遅れていた果実が収穫期を迎えて出荷量を伸ばしています。

一方、一年のうちで最もトマトの生産量が減る2月が近づき、トマト全体の出荷量は大きく増えず、結果として平年並みの価格となっているようです。

1月下旬以降は、成り疲れもあって全国的に出荷量が減る見込み。

2月下旬の1キロ300円台後半に向け、じわじわと価格を上げるものと思われます。

1キロ335円と平年並み 2023年1月6日

トマトの市場価格は平年並みを維持しているものの、下落のきざしがあるようです。

着果は良く、着色も進み入荷ペース上がる。流通在庫あり荷動きいまひとつ

引用:日本農業新聞2023年1月8日

12月の低温で着色が遅れていた分の出荷が進んでいます。

成り疲れで出荷量が落ち着くと思われる1月下旬までは、供給量が多く価格は平年並み~やや安値で推移するでしょう。

1キロ389円と概ね平年並み 2022年12月28日

熊本県、栃木県、愛知県産に代表される冬春トマトは生育良好、年明けは値を下げる予想です。

年明けは年末からの滞荷が残り相場下落の流れに

引用:東京青果 1月野菜展望 トマト

平年通りであれば、1月中旬にかけて1キロ300円台前半で推移するでしょう。

1キロ381円と平年並み 2022年12月16日

トマト価格が平年並みを維持しているものの、トマトが売れていないようです。

加温控えで入荷量は増えず。冷え込み強まりサラダ需要は低調。20玉級中心

引用:日本農業新聞2022年12月18日

重油高騰によりハウスの温度が低めに設定されているため、生産量が伸びていません。

ただし、用根菜類と異なりトマトは年末年始に需要が伸びない品目です。

例年通り、1キロ300円~400円の間で推移すると思われます。

1キロ395円と平年並みを維持 2022年12月10日

季節が進み冷え込みが強まったことで、トマトの出荷ペースが落ちています。

平年は10日前後にピークを迎えるが、約1週間遅い

引用:日本農業新聞2022年12月13日

ただし、ハクサイやキャベツ、ダイコンといった重量野菜の出荷が好調で安値となっているため、トマトの消費が鈍く価格は平年並み。

少なくとも年内は、1キロ400円前後の値動きとなるでしょう。

1キロ405円と平年並みにまで回復 2022年12月6日

1か月にわたり急速に下落したトマトの市場価格がようやく上昇に転じ、平年並みの価格まで戻しました。

やはり12月に入ってからの低温が影響しているようです。

玉肥大に落ち着き見られ、冷え込みで微減。

引用:日本農業新聞2022年12月4日

ただし、今年の12月の冷え込みはそれほど厳しくないとの予想です。

トマトは年末年始に需要が伸びる品目でもありませんし、例年通り1キロ350円~400円で推移するものと思われます。

1キロ388円と平年比1割安 2022年11月29日

11月上旬からトマト価格の急落が始まりましたが、ようやく下げ止まりました。

10月の冷え込みにより今年最高値の1キロ670円台を付けました後、わずか1か月足らずの間に300円近くの下落です。

その理由は11月の温暖な気候を受けてトマトの出荷量が回復したためですが、平年比1割安となったところで何とか下げ止まり、380円台をキープしています。

さて、トマトは鍋物野菜と異なり、年末年始は比較的安値となる品目です。

平年は1キロ330円台へ向けてじわじわと価格を下げる時期ですが、今後の値動きはどうなるでしょうか。

着果は良好で、数量は病害の多かった前年を大幅に上回る予想

引用:東京青果 12月野菜展望 トマト 八代地域

昨年は黄化葉巻病の被害により生産量を落とした熊本県産のトマトですが、今年は生育順調とのことです。

出荷量も市場価格も平年並みとなりそうですが、懸念事項は原油高騰。

燃油価が高いので加温が控えめとなれば数量面にも影響あるか

引用:東京青果 12月野菜展望 トマト

ボイラーの温度設定を下げるなどすれば、夜温の低下によりトマトの色づきが遅れて出荷量が減少する可能性があります。

今年は厳冬との予想もあり、今後の値動きは気象と栽培管理次第となりそうです。

1キロ569円と平年比2割高 2022年11月11日

トマトの市場価格が急落を始めました。

10月の気温低下により冬春トマト産地の出荷量が伸び悩み、品薄からトマト価格が高騰、11月上旬には1キロ670円台と数年ぶりの記録的高値となりました。

ところがその後一転して下落をはじめ、たった1週間で100円以上も下げたうえにまだまだ下落が続きそうな勢いです。

このトマト価格の乱高下、いったい何が起きているのでしょうか?

各地とも生育回復し増量。店頭価格が高く売り場は狭まり、反動安の展開に

引用:日本農業新聞2022年11月13日

トマト高騰の原因は10月の気温低下でしたが、その後干ばつといっていいほど雨が降らず、その代わりに日照時間が伸びて気温が上昇。

トマトは施設栽培ですから多少の干ばつは生育に影響がなく、気温上昇の恩恵を受けて生産量が上がっているようです。

出典:気象庁 前2週間の気温、降水量、日照時間の平年差・比

一部産地では高温期の影響で花落ちが見られるものの、冬春トマト全体としてはもともと順調な生育を見せています。

今後は出荷が遅れていた分を含めて出荷量が増えてくるでしょうから、12月の1キロ300円台に向けて市場価格の下落が続くと思われます。

1キロ560円と平年比2割高 2022年10月28日

トマトの市場価格が9月下旬以来1か月にわたって1キロ500円台を超える高値を付けています。

この時期の価格は、

①夏秋トマトの出荷量が減少する9月下旬に向けて価格上昇

②10月中旬に冬春トマトの出荷開始で一時価格下落

③10月下旬に気温低下と夏秋トマト出荷終了により再び価格上昇

④11月上旬より冬春トマトの出荷本格化で年末まで価格の下落が続く

という流れが一般的ですが、今年は②の下落がなく高値が続いている状況です。

その理由はここ最近の冷え込みにあるようです。

西南暖地産は気温低下で伸び悩む

引用:日本農業新聞2022年10月30日

気象庁のデータを見ると、全国的に平年と比べ1~3℃気温が低くなっています。

季節の進みが平年より早いため、冬春トマトの出荷が始まっても生産量が伸びず品薄となっているようですね。

ただし、熊本県、愛知県といった冬春トマト産地の生育状況は、たいふう14,15号の襲来にも負けず順調とのことです。

前半が少ない分反動で出荷量増、安値となる可能性がありますので、現在の高値は長く続かないものと思われます。

※11月8日追記 11月中旬には高値が落ち着くとの見通しです。

1キロ540円と平年比25%高 2022年10月15日

トマトが高値の季節ですが、じわりじわりとさらに上昇を続けています。

10月中下旬は関東産と九州産の冬春トマトが出そろうことで一時的に価格を下げますが、今年は下がる気配がありません。

関東を中心に曇天の影響を受け、品薄となっているようです。

西南暖地は出始めで少なく関東産も伸びを欠く

引用:日本農業新聞2022年10月16日

下の図は気象庁のデータですが、10月以降関東地方を中心に日照が少なくなっています。

ただでさえ日照時間が短くなる時期ですから、トマトの生育への影響は大きかったものと思われます。

こちらは茨城県のトマト農家さんのコメント。

曇天が続くとトマトに色が回らず、収穫量が増えません。

ただし、今後は天候が回復する見込みです。

圃場には青いまま樹にぶら下がった果実が多く残っているでしょうから、遅れていた分収穫量が一時的に増える可能性があります。

高値水準は続くでしょうが、価格の上昇は止まるものと思われます。

1キロ529円と平年比1割高 2022年10月3日

トマト価格が上昇しています。

もともと9月~10月は夏秋トマトの出荷量減少により価格が高騰しやすい時期ですが、9月末には1キロあたり540円台となるなど平年と比べても高い水準となっています。

東西各産地あるが、気温低下で北日本産を中心に減少し、前週から高値続く

引用:日本農業新聞2022年10月2日

夏秋トマトの生産量が減少しているようですね。

それでは関東産の冬春トマトの生産状況はどうでしょうか?

関東産は前段の暑さによる着花不良が一部あり

引用:東京青果 10月野菜展望 

関東産の冬春トマトは他産地に先駆けていち早く定植するため、残暑の影響を大きく受けます。

最近の品種は着花がいいとはいうものの、今年の猛暑に耐えかねて低段の収穫量が減少してしまったようです。

さらに、冬春トマトの最大産地である熊本県では大玉トマトからミニトマトへの転作により、平年より出荷量が減少する模様。

今年のトマト価格は、品薄により平年より高めで推移する予想です。

1キロ511円と平年並み 2022年9月23日

北海道、青森、岐阜といった夏秋トマト産地の作の終わりが近づいてきました。

気温の低下に伴って、徐々に出荷量が減少しています。

定番販売主体の荷動きも気温が下がり生育鈍く不足感強い出回り

引用:日本農業新聞2022年9月25日

夏秋産地の出荷量減少に伴って品薄となり、例年通りではありますが1キロ500円を超える高単価となっています。

そしてもう一つ気になるのが関東産の冬春トマトの動向です。

関東産も品質差が出て伸びず

引用:日本農業新聞2022年9月25日

台風14,15号に伴う雨雲の影響で、ここ1週間の関東地方の日照時間は平年の5割を切っています。

そのため生育や果実の着色に遅れが出てしまい、冬春トマトのほうも出荷量が思ったほど伸びていない様子。

ただし今後関東地方の天候は回復するようですし、冬春トマトの最大産地である熊本は台風14号の被害もそれほど大きくなかったようです。

トマトの市場価格は、例年通り9月下旬をピークにいったん下落に転じるものと思われます。

※八百屋さんの予想では、年間平均くらいまで下落するとのこと。

1キロあたり465円と平年並み 2022年9月19日

8月最終日をピークにじわじわと下落を続けたトマトの市場価格ですが、ここ数日再び上昇に転じています。

その理由は、天候と消費行動にあるようです。

まずは関東の天候から。

曇天で着色が遅れ、関東の抑制作増えず。

引用:日本農業新聞2022年9月18日

気象庁のデータを見ると、たしかに8月下旬から9月上旬にかけて関東地方は平年より日照量の少ない状態となっています。

積算温度で着色が進むトマトにとっては、出始めの関東産は厳しい環境であったといえそうです。

次は消費行動について。

日中は暑い日が続き、サラダ需要で消費行動

引用:日本農業新聞2022年9月18日

台風11号~14号が立て続けに日本付近を通過。

南の暑さを連れてきたのか、西日本を中心に残暑厳しい9月となっています。

そのためサラダ商材のトマトが秋商材に負けず劣らず売れているというわけです。

10月に入れば冬春トマトの大産地である熊本県産が本格的に出荷を開始しますが、それまでの間は夏秋産地の減少に伴って品薄となり価格は1キロ500円台まで上昇するのが平年の動きです。

さらに台風14号が九州に上陸しましたので、その被害によってはさらに高値となる恐れもあります。

いずれにせよ、もうしばらく高値傾向となりそうです。

1キロ当たり446円と平年並みも上昇止まる 2022年9月9日

7月以来上昇を続けてきたトマト価格ですが、ついに下落に転じました。

その理由のひとつ目は、高値の反動です。

品薄の20玉級は高値反動で下げ

引用:日本農業新聞2022年9月11日

長期にわたって価格が上昇し続けたため、ついにスーパーが注文を控え始めたようです。

気温が下がって秋商材の季節になったことも大きいかもしれません。
いまハクサイが安いですからね。

二つ目の理由は、関東の冬春トマトが出荷を始めたことです。

東北産は天候不順で品質不安定だが、関東の抑制作の増量と高値反動で軟調

引用:日本農業新聞2022年9月11日

千葉県産がスタートを切りましたね。

例年であれば9月後半に1キロ500円台を超えますが、今年はどのような展開となるでしょうか?

北日本産地の不作で品薄状態は続くと思われますが、心配なのは台風14号です。

夏秋栽培が続く熊本県は、同時に冬春栽培の定植直後で大事な時期を迎えています。

台風14号の進路次第では、天候不順に苦しんだ8月に続き10月以降も品薄状態が続く恐れがあります。

※追伸 2022年9月17日
夏秋栽培の最大産地である北海道は、ここ2週間ほど日照量の多い日が続いています。
そのせいか、収穫ピークが到来している模様。

1キロ当たり462円と平年並み 2022年9月2日

トマトの市場価格が例年通り上昇を続けています。

梅雨明け(のちに修正されましたが…)の7月上旬に高温で生育が前進し300円を切る安値となりましたが、そこから2か月間もの間休みなく上昇を続け、400円台の後半に差し掛かりました。

その理由は、夏秋作と抑制作の端境期による品薄です。

北日本産はピーク過ぎ天候不順もあり不足感続く

引用:日本農業新聞2022年9月4日

北海道産を中心とする夏秋作から抑制作へと切り替わる時期のため、数量が少なく高値となりやすい時期なのです。

それでは、後続の抑制作はどのような展開となるでしょうか?

関東産抑制作が出てくるが、低段は高温による着花不良あり9月の間は少なめと見る

引用:東京青果 9月野菜展望 トマト

例年、9月下旬の1キロ500円前後をピークに上昇を続けるトマトの市場価格ですが、今年も例年通り上昇する展開となることが予想されます。

1キロ360円と平年比2割高 2022年8月21日

トマト価格が急上昇する時期を迎えました。

夏秋作が後半に差し掛かり量が減ることから価格が上がり、9月は一年で最も高い400円台で推移します。

ちなみに昨年は8月の大雨の影響から9月の半ばに520円台を記録。

今年はどんな展開となるでしょうか。

トマトは、雨に加えて日照不足や気温低下で着色が遅れ、入荷減少

引用:日本農業新聞2022年8月21日

夏秋トマトの大生産地である北海道、青森、岩手は8月の豪雨被害を受けているほか、曇天続きで日照量が少ない状態が続きました。

温度で着色が進むトマトにとっては厳しい状況となっており、今後は例年以上の出荷量の減少と価格上昇に進むと思われます。

ただし、昨年は9月が高温乾燥となり、生育が前進。

出荷が遅れていたものと合わせて一気に供給過剰に傾き、10月半ばには200円台にまで急落した過去があります。

9月以降の天候次第で、秋の高単価がいつまで続くか決まるでしょう。

1キロ349円とさらに上昇、平年比3割高へ 2022年8月14日

トマトの市場価格がまたジワリと上がりました。

夏秋作の北海道産が出始め出荷量が増えた7月ごろに1キロ250円前後まで下落したものの、そこから徐々に値を上げていき、ついに350円台手前となっています。

トマト市場に何が起きているのでしょうか?

6月下旬の高温による着果不良

夏秋トマトで北海道に次いで2番目に大きな生産地が青森県です。

その青森県、6月15日に梅雨入りしたものの下旬は高気圧に覆われて晴れが多く、平年に比べてかなり気温が高い日が続きました。

トマトは夏野菜とはいえ比較的涼しい気候を好むので、高温が続いた青森県では花粉の稔性低下から着果不良、つまり果実がつかない状態になってしまったというわけです。

その影響が生産量の減少となって表れ始めました。

花落ちの段に入り、後続の作型出るまで端境となり、品薄感から引き強まる

引用:日本農業新聞2022年8月14日

引き続き、9月までは北海道・青森体制となります。

千葉や茨城といった関東産が出始めるまで、量が少ない状態となる恐れも。

品薄高のミニトマトの代わりとして、需要が高まる

一方、北海道産のミニトマトは6月の長雨と7月の低温に苦しんでいます。

7月下旬は平年なら全国の取引量ベースで100t前後あるところが、今年は70~80t前後に抑えられ、1キロ当たりの市場価格は600円台後半にまで高騰。

そのミニトマト売り場の穴を埋めるために、大玉のトマトが買われているようです。

トマトは品薄のミニトマトの代替で引きが強く、相場を上げる

引用:日本農業新聞2022年8月14日

8月後半に入ると夏秋トマトのピークが終了し、生産量が減少する時期に差し掛かります。

それに伴い、9月上旬に向けて1キロ当たり400~500円へ向けて価格の上昇が始まります。

しばらくの間、トマトの市場価格は上昇基調が続くでしょう。

1キロ319円と平年比2割高続く 2022年8月7日

7月末に梅雨明けとなった北日本。

その後も雨予報が続き日照不足が心配されましたが、なんとか晴れてくれたようです。

気温高く遅れ取り戻し、主産地は入荷ピーク

引用:日本農業新聞2022年8月7日

主産地である北海道や青森は出荷ピークを迎えています。

ということは、トマトの市場価格は下がりそうなものですよね。

実際、例年であれば暑さで生産量が減り始める8月下旬までの間は200円台後半で推移するはずですが、今年はなぜか300円強と上り調子です。

この理由は正直わからないのですが、気になる情報を見つけました。

6月下旬の高温で花落ちが散見されるため、旧盆前に若干出方が鈍る可能性あり

引用:東京青果 8月野菜展望 トマト 青森

東北北部は6月15日の梅雨入りでしたが、下旬は高気圧に覆われて晴れる日も多く、真夏日となった日もあったほど気温が高かったのです。

そんな季節外れの高温のために、トマトの着果が不良となって8月の生産量に影響しているというわけです。

旧盆といえば今年は8月10日〜のようですから、こんな情報をもとにトマトの引きが強まっている可能性はありますね。

いずれにしろ、8月下旬からトマトの市場価格はぐんぐん上がり、9月〜11月の間は一年で最も高いシーズンを迎えます。

価格にして400円〜450円ほど。

今年の猛暑が生産量と品質にどこまで影響してくるか、注目です。

1キロ326円と平年比2割高! 2022年7月31日

7月後半に入り、トマトの市場価格が不安定な状態となっています。

280円台から320円台を行ったりきたりですが、全体としては上昇傾向でついに320円台後半に差し掛かりました。

全国の取引量の推移を見ると、平年であれば300t前後のところがここ10日ほどは200〜300tとやや少ないようです。

その理由は、北日本の梅雨による曇天と思われます。

生育は概ね順調ながら曇天の影響でこれまでは少なめの出荷となっていた。

引用:東京青果 8月野菜展望 (北海道)

7月末現在、増量しつつも着色が鈍く前年よりは少ない出荷となっている

引用:東京青果 8月野菜展望(岩手)

なお、梅雨明けした7月末以降も雨がちな天候が続く模様です。

平年であれば350〜400円ほどに上がっていくトマト市場価格ですが、今年は波乱の展開となるかもしれません。

1キロ296円と平年並み 2022年7月17日

6月下旬より安値となっていたトマト市場価格ですが、7月中旬は平年並みで落ち着いています。

夏秋トマトの産地である青森県が順調なようです。

北海道産とともに9月までトマト出荷の中心を担いますが、この先も順調との見込みです。

トマトの市場価格はしばらく平年並みで推移するでしょう。

1キロ271円と平年並み 2022年7月10日

夏秋産地の登場で相場を落としたトマト市場ですが、7月に入ってからじわじわと価格を上げています。

店頭での売り込み強まる中、各産地とも一時的に入荷落ち着き、相場底上げ

引用:日本農業新聞2022年7月10日

夏秋トマトの代表産地の一つである岩手ですが、夏場の出荷ピークへ向けて一直線かと思いきや一休みしているようです。

その理由は6月の気候にありました。

6月に低温の日があり着色が遅れている

引用:東京青果 7月野菜展望

全国的には空梅雨となり猛暑となった6月ですが、前線は北日本に上がったため東北では日照が不足し気温が上がりにくい日が多かったようです。

しかし今後の展開はやはり安値予想。

夜温低く生育は遅れ気味ながら、中旬からは出荷ピークとなり軟調相場の気配

引用:東京青果 7月野菜展望

生育自体は良好とのことですから、例年通り1キロ250円〜300円の幅で推移すると思われます。

1キロ200円を切った昨年のようにならないことを祈るばかり!

1キロ257円と平年比1割安 2022年7月3日

トマトの生産地が北海道を中心とした夏秋作に切り替わり、生産量が増加しています。

夏秋作は高温の影響で、増量ペース早まる

日本農業新聞2022年7月3日

梅雨明けの高温も相まって出荷量が増えたため、5月上旬から続いた高値がついに終わり、平年比1割安の展開に。

また、安値の理由はそれだけではないようです。

厳しい暑さで客足が伸びず、小売の引きが弱い… (中略)
…連日の猛暑からスーパーでの売れ行きが停滞し、野菜相場が全面安の展開

日本農業新聞2022年7月3日

関東以西ではびっくりするくらいの暑さが続きましたね。

あまりに暑いとスーパーに買物に行く気も失せてしまうようです。

ただし、今後10日間は全国的に曇りまたは雨が続きます。

生育遅れや作業遅れによる出荷量の減少が予想されますので、相場は一時持ち直すものと思われます。

1キロ286円と平年並みの価格まで下落 2022年6月26日

5月上旬から1ヶ月半ものあいだ、平年並み以上の価格で推移してきたトマトの市場価格がついに平年並みにまで下落しました。

その理由は、夏秋産地の生産量が上がってきたから。

春作が終了し夏秋作主体。主産地切り替わって売価設定代わり、特売控えめ

引用:日本農業新聞2022年6月26日

低夜温による出荷量の減少や春作の生産終了に伴って高値をつけてきましたが、北海道を中心とした夏秋トマトの登場によって30円以上下落しています。

また、消費者の動向について気になる情報が。

消費地が厳しい暑さとなり、小売は全般的に消費が低調となる

引用:日本農業新聞2022年6月26日

トマトに限らず、野菜全般に市場価格が下落しています。

25日には伊勢崎市で40.2℃を記録するなど、梅雨明け前とは思えない暑さですね。

今年は猛暑になるとも言われていますので、消費動向やトマトの生育状況に注意が必要です

夏秋トマト産地が始動! 2022年6月23日

高冷地を中心とした夏秋トマトのシーズンがやってまいりました!

低夜温と曇天で高値が続くトマト市場ですが、今後の見通しはどうなのでしょうか?

夏秋トマト産地の情報がありましたので、みなさまご覧ください。

まずは夏秋トマトの最大産地、北海道から!

5月から順次出荷が始まり、7月下旬から8月上旬にピークを迎え…

引用:日本農業新聞20202年6月23日

今のところ一日の出荷量が平年の半分!というほど低温と曇天に悩まされている産地があるようですが、気温上昇に伴って解消されてくるでしょう。

続いて東北の代表産地、福島県!

県内最大産地の南郷は(7月)20日の開始、8月中旬のピークを見込む

引用:日本農業新聞20202年6月23日

出荷計画量は前年比で3%増!

こちらも8月のピークへ向けて出荷量が増えてくるでしょう。

関西向けとして存在感が大きい岐阜!

日中は好天に恵まれ生育は良好… (中略)… ピークは8月を見込む

引用:日本農業新聞20202年6月23日

岐阜も出荷計画量を4%増やし、栽培面積も増加。

関西圏に安定的にトマトを供給してくれるでしょう。

いずれの産地も8月がピークとのことですが、一方で8月はトマト栽培に適する場所が冷涼地に限られること、そしてトマトが売れやすい時期であることから需要が高まり、市場価格はじわりじわりと上がっていきます。

平年であれば8月に350円前後まで上昇するところですが、6月の反動安で一時的に価格を下げる可能性も。

夏秋トマトの注目産地について、動向を注視しましょう。

1キロ322円と平年比2割高 2022年6月20日

5、6月は一年で最もトマトが安い時期です。

冬春トマトや春トマトの出荷が重なるためで、1キロ200円台で推移するのが普通なのです。

ところが今年のトマト市場価格は300円前後で動き、6月20日現在で320円台となりました。

その理由は、夜温の低さです。

後続の石川、奈良産が夜温の低下で出方鈍い

引用:日本農業新聞2022年6月12日

今年は全国的に平均気温が低めで推移しています。

夜温が低いために、積算気温で着色するトマトは生産量が上がりにくい状況のようです。

また今後は気温の上昇に伴ってトマトの産地が北海道、東北、岐阜といった高冷地に限られていきます。

今後は生産量の減少に伴って徐々に値を上げていくでしょう。

1キロ318円と平年比3割高、高値が続いています! 2022年6月12日

ついに4月以来の1キロ300円台に突入しました!

理由はやはり端境期と夏秋トマトの生育遅れです。

春作は減少し、東北など夏秋産地も遅れ端境期に

日本農業新聞2022年6月12日

5月は東日本を中心に平年より気温が低く、着色が遅れているようです。

先週にお伝えしたとおり、夏秋トマトが本格化する7月まで高値が続くでしょう。

1キロ294円と平年比25%高! 2022年6月5日

6月に入り、ついに北海道産の夏秋トマトが出荷を開始しました!

日本農業新聞によると、6月4日のトマトの入荷量(大田市場)は以下の通りです。

  • 北海道産 4.6t
  • 栃木県産 30t
  • 愛知県産 16t
  • 熊本県産 24t

夏秋トマトが始まったとはいえ、市場価格に大きな影響を与えるほどの量ではないようですね。

また春トマトの栃木県産が最盛期を迎えているものの、冬春トマトの熊本県産が量を減らしました。

関東産は順調も、熊本産が春作のピーク過ぎて終盤に入り、需給締り堅調

日本農業新聞2022年6月5日

その熊本県産、6月1日の記事でも書いたとおり平年より出荷量の減少ペースが早いようです。

その理由に関して、気になる情報がありましたのでご紹介します。

主産地は病害の影響もあり、大型連休後の増量に勢いを欠いた

日本農業新聞2022年6月5日

日照不足の影響で、冬春トマト産地の農家さんは栽培管理に苦労されていたようです。

夏秋トマトの出荷が本格化する7月まで、高値が続く可能性があります。

最大産地の熊本産は6月の出荷量減少へ 2022年6月1日

日本の最大産地であり冬春トマトがメインの熊本について、生育状況に関する情報が入ってきました。

6月上旬の出荷分は着果がやや少ない。緩やかに減少し、下旬以降、各産地で切り上がっていく

日本農業新聞2022年6月1日

もともと6月には終わる熊本の冬春トマトですが、そのペースは平年より早いようですね。

栃木、千葉、茨木といった後続産地の出荷で補いきれない場合、夏秋トマトが始まる7月まで高値が続く可能性も否定できません。

1キロ286円と平年比2割高、依然として高値が続く 2022年5月29日

日本一のトマト産地である熊本県の冬春トマトが終盤です。

端境期に差し掛かり、トマト価格が高止まりしています。

西南暖地産が終盤で入荷量は減少。出始めの高冷地産は品質良好で引き強い

日本農業新聞2022年5月29日

とはいえ、栃木や千葉、茨城といった春トマトの産地は、依然として出荷ピークの時期です。

高冷地産(北海道、東北、岐阜)の夏トマトも出始めていますし、この高値は長くは続かないものと思われます。

1キロ295円と平年比3割高に! 2022年5月22日

5/13日ごろから日本の南に前線が停滞し、不安定な天候が続いています。

主産地の熊本や千葉では、5月中旬の日照時間が平年の6〜7割にとどまっているところもあり、日照不足の状態に。

平年より出荷量が少ない状態となっています。

西南暖地、関東産とも増量の勢い欠き例年より少ない。仕入れ意欲強く堅調

日本農業新聞2022年5月22日

さらに気象庁の季節予報によると、5/21-6/20の日照時間は西日本を中心に平年より少なくなる予報となっています。

5月下旬に九州南部、6月上旬より順次各地梅雨入りとなる予想ですので、今後も不安定な天候が続く恐れがあります。

6、7月より北海道、東北、岐阜を中心とした夏秋栽培の出荷がスタートしますが、日照不足の影響が夏秋産地の初期生育にまで及ぶと高値が続く可能性もありますね。

引き続き天候の移り変わりに注意しましょう。

1キロ297円と下落ストップ、平年比2割高に 2022年5月15日

西南暖地の出荷が盛んとなり、一年で最も安値となる5月のトマト市場価格。

4月上旬より平年通りの動きで下落が続いてきましたが、ここにきて一時上昇に転じています。

その理由は、5月上旬の出荷量が多かったことによる反動。

前進の反動と夜温の低下で着色鈍く入荷量減る

引用:日本農業新聞2022年5月15日

5月上旬は気温上昇に伴って出荷量が増えましたが、その反動で出荷量が減っています。

またその後は天候不純が続いたため、積算温度で着色が進むトマトにとっては温度不足の状態となりました。

天候の回復により出荷量は増えるものと思われますが、6月に入ると冬春産地から夏秋産地への切り替わり時期を迎えます。

梅雨入り時期でもあり、相場の変動には注意が必要です。

1キロ278円と下落が続く 2022年5月8日

熊本県産を中心とした冬春トマトの出荷量がピークを迎えつつあり、市場価格は下落が続いています。

春トマトがピークに向けて増量。荷余り感が出て相場下げ、売り込み広がる

日本農業新聞2022年5月8日

冬春トマトが終わりを迎え、北海道、東北、岐阜を中心とした夏秋トマトがスタートする6月までは200円代半ばで推移するものと思われます。

1キロ297円とついに300円を下回る 2022年4月30日

日照不足のため色周りが遅く平年比で高値が続いてきたトマト市場ですが、ついに1キロ300円を割り平年並みの価格に戻りました。

その理由は着色が遅れていた分の出荷が進んだことと高値疲れ。

売り場が狭いままで販売苦戦

日本農業新聞2022年5月1日

5月は冬春物の終盤、そして一年のうちで最も出荷量が増える時期です。

1キロあたり200円代半ばまで値を下げるのが例年の動きですので、トマトの市場価格はしばらく下落基調が続くでしょう。

1キロ336円と330円台をキープ! 2022年4月24日

気温が上昇するにつれて収穫量が増加し、平年のこの時期は1キロあたり310円を切るのが平年のトマト価格ですが、今年は事情が違うようです。

日照時間が増えず増量ペース緩やか

日本農業新聞2022年4月24日

思い返せば、4月12日ごろから北上を始めた台風1号の影響で前線が発達し、4月の中旬は太平洋側を中心に雨が続きました。

トマトは積算気温で色が回る作物ですから、曇天の影響を受けて出荷量が減っているようです。

それでは来週の天気はどうなるのでしょうか?

西日本は、天気は数日の周期で変わり、低気圧や前線の影響を受けるため、平年に比べ曇りや雨のぐずついた天気の日が多い見込み

日本農業新聞2022年4月24日

連休に向けてスーパーが仕入れを増やす時期に曇天の予報が重なってしまいましたね。

しばらく平年比より高い状況が続きそうです。

1キロ344円と価格維持 2022年4月17日

気温の上昇とともに果実の肥大がよくなってきましたが、4月上旬からの不安定な天候が出荷量に影響しています。

曇天による着色遅れで、入荷量伸び悩む

日本農業新聞 2022年4月17日

熊本、愛知といった西南団地産が影響を受けているようです。

また、暖かくなるにつれて増えるのがサラダ需要です。

来週は比較的天気も良く、トマト需要が増える見込み。

しばらく平年並み〜やや高値傾向が続くでしょう。

1キロ350円と価格上昇中! 2022年4月10日

3月下旬〜4月上旬にかけて春特有の不安定な天気が続き、熊本、愛知といった主産地で日照不足。

ただし影響は限定的なようです。

曇天で着色が遅れ増量は週後半

日本農業新聞 2022年4月10日

そしてこの時期に気になるのは消費動向です。

生食需要増え引き合い

日本農業新聞 2022年4月10日

気温の上昇とともにサラダ需要が増えるほか、行楽シーズンを迎えてサンドイッチなど業務需要も見込める春〜夏のシーズンに突入しましたね。

入荷も引き合いも増え、安定した価格が続く見込みです。

1キロ330円台と平年並み 4月の価格見通しは?

小玉傾向が続いています。

M級で小玉目立ち、増量は小幅

引用:2022年3月27日 日本農業新聞

原因は、主産地である熊本、愛知、関東産の長期栽培が終盤を迎え、トマトの木が疲れてきているから。

主産地において、樹勢の低下等に伴い、肥大が進まず、小玉傾向

引用:野菜の生育状況及び価格見通し(令和4年4月)について

一方、消費者は大きいサイズを求めているようです。

売り場は16, 20玉級が主体で、28玉級以下は販売苦戦

引用:2022年3月27日 日本農業新聞

小玉ではあるものの出荷量は平年並み、価格も平年並みとなる見通しです。

1キロ321円とほぼ平年並みも、価格上昇の予感 2022年2月13日

葉根菜類を中心に、価格の上昇が通いています。

低温と干ばつに加え、露地物は降雪で収穫作業の遅れも懸念される。品薄感が強まり、底上げする品目が目立つ。

日本農業新聞 2022年2月13日

また関東産のキュウリ、高知県産のピーマンも低温と曇天のため出荷量が少なく、高値続きです。

そんな中、好調を維持しているのがトマト。

熊本県産、愛知県産を中心に出荷量、価格ともにほぼ平年並みを維持しています。

そして今後の展開ですが、どうやら価格上昇の気配ありです。

トマトは他の果菜類よりも値頃感があるため、スーパーが仕入れを増やし、強含みの展開となる

日本農業新聞 2022年2月13日

気象庁の季節予報によると、2月〜3月にかけて気温は平年を下回る見込み。

3月に入れば日射量の増加とともに入荷増・価格下落が始まりますが、2月いっぱいはこの傾向が続きそうですね。

2022年2月 トマト価格は平年並みで推移する見通し

低温で出荷量が伸びない果菜類ですが、トマト価格は平年並みを維持しています。

色まわりが遅いのは確かなようですが、寒さで消費も落ち込んでいるようです。葉根菜類の安さもあって、量が出ていない割には価格が伸びていないということですね。

入荷は減少基調が続く。消費が落ち着き、相場上昇は小幅

日本農業新聞 2022年1月30日

今後6月までは熊本県産メインが続くトマト市場、春になり気温が上昇するまではこの状況が続きそうです。

2022年1月 トマトの生育状況および価格の見通し

2022年1月のトマト価格は平年並みとの予想

毎月発表される、「野菜の生育状況及び価格見通し」。

主産地等からの聞き取り調査をもとに、農林水産省が発表します。

2022年1月のトマト価格の見通しは以下の通り。

主産地において、生育が順調であり、安定した出荷が見込まれるため、1月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

引用:野菜の生育状況及び価格見通し(令和4年1月)について

主産地熊本県を中心に天候に恵まれ、生育、出荷ともに順調です。

昨年の同時期は安値続き。2022年1月は安値になるかも

クリスマス効果もあり、2021年12月26日現在は平年をやや上回るトマト価格。

今後はどうなるのでしょうか。

まずは、昨年2021年1月の見通しを振り返ってみましょう。

主産地において、生育が平年並みであるため、1月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

引用:野菜の生育状況及び価格見通し(令和3年1月)について

…ほぼ同じ表現となっています。

これに対し、実際の価格の動きはどうだったのでしょうか。

…ずっと安かったですね。

コロナのせいで外食需要が低迷したのが痛かった2021年1月。
オミクロン株警戒で、昨年と同じ状況に陥る恐れがあります。

今後の値動きに注意しましょう。

1キロ359円で平年並み、ただしミニトマト上昇中 2021年12月19日

葉菜類を中心に安値が続くなか、大玉トマトの市場価格は平年並みに推移しています。

天候に恵まれたとはいえこの寒さ、着色が思うように進まず供給過剰とまでは行かないようです。

ところがミニトマトは12月中旬以降、価格を伸ばしています。

スーパーも売り場を広げているようです。

(大玉トマトは)ミニトマトに押されて、売り場は狭い

日本農業新聞 2021年12月19日

その理由は、クリスマス需要!

この時期のサラダや付け合わせは、ミニトマトが似合いますね。

1キロ355円で前市比25円安 2021年12月14日

青果価格が上昇基調にあったトマト市場ですが、ここにきて下落に転じています。

原因は、11月の着色遅れ。

低温で伸び悩んでいた出荷量が、その反動から逆に伸びているのです。

冷え込みによる生育遅れが回復し、入荷量が増えた

日本農業新聞 2021年12月14日

天候が原因で伸び悩んで高値、その反動で出荷ピークがやってきて安値。

連続収穫するナス科野菜あるあるですね。

1キロ434円で前市日15円アップと価格上昇!2021年11月22日

11月に入り、日本一のトマト産地熊本県の出荷が本格化!

ただし、ちょっとした異変が起きているようです。

着色遅れで入荷が伸びない

日本農業新聞2021年11月23日

気温が下がるなか高騰する重油代に耐えかねて低温管理になているという話も聞きます。

また心配なのがこの病気、黄化葉巻病です。

今期は雨が少なかったためか害虫がかなり多い!

タバココナジラミが媒介する黄化葉巻病が広がりを見せています。

12月に増量との予想もありますが、今後の気温の推移と入荷量に注目です。

1キロ440円と微減するも、大阪市場では価格上昇中!2021年11月7日

10月からの価格低迷を抜けてようやく平年値に戻したトマト。

全国平均では平年並みですが、大阪市場で価格が上昇中です。

トマトは夏秋物がほぼ終了するのに加え、秋冬物も干ばつの影響で正品率が低く品薄高となる。

日本農業新聞 2021年11月7日

天気が良すぎて雨が降らず、乾燥によって秀品率が低下しているようです。

今後は気温低下が進み着色もペースダウンするはずですから、上昇基調が続く可能性があります。

1キロ485円と前市比43円高! 2021年11月2日

トマトの価格が上昇しています。

理由は北海道産の出荷終了と西日本産地の収量ピークが落ち着いたため。

「北海道産がほぼ切り上がり入荷量が少ない」とせり人。西日本産も生育の前進で10月中に多かった反動で、数量が落ち着いた

日本農業新聞 2021年11月2日

夏秋栽培の大産地北海道が終盤を迎え、品数が減っているようです。

そして今秋は天候に恵まれました。8月の豪雨が嘘のようですね。

そのおかげで西日本産地の生育が前倒しに。

結果として出荷も前倒しとなり、10月下旬の出荷量が減ってしまったのです。

ただし、その影響も一時的。

来週以降は熊本をはじめとした西日本産地が持ち直し、価格はこれ以上上がらない予想です。

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