甘味、酸味、コク、トマト特有の風味…
トマトのおいしさは、一口では語れない複雑なものですよね。
とはいえ、やはりおいしいトマトといえば高糖度トマト!
甘くておいしいトマト品種に出会うため、購入したトマトを片っ端から糖度測定することにしました。
みなさまのお買い物の参考になれば幸いです。
現在のトマト高糖度ランキングはこちら!
ランキング | 画像 | 品種 | 糖度 | 果重 | 生産地 | 購入日 |
1位 | ![]() | (たぶん) イエローアイコ | 15.2 | 3g | 静岡県 | 2023年2月 |
2位 | ![]() | フルティカ | 8.5 | 14g | 岐阜県 | 2023年1月 |
3位 | ![]() | (たぶん) 桃太郎ファイト | 8.3 | 30g | 高知県夜須 | 2023年1月 |
4位 | ![]() | 玉宝 | 7.9 | 10g | 熊本県JA玉名 | 2023年1月 |
5位 | ![]() | キャロル7 | 7.8 | 24g | 和歌山県 | 2023年1月 |
6位 | ![]() | アンジェレ | 6.5 | 9g | 熊本県 | 2023年1月 |
7位 | ![]() | 中玉トマト(不明) | 5.9 | 35g | 宮崎県JA尾鈴 | 2023年1月 |
8位 | ![]() | アイコ | 5.8 | 26g | 和歌山県JA紀州 | 2023年1月 |
熊本県JA玉名産ミニトマト ブランド名「玉宝」の糖度は7.9度!


一つ10gと小粒ですが、その分味が濃く感じます。
トマトらしい香りと酸味、甘みのバランスがいいですね。
皮も薄くて食べやすいです。
宮崎県JA尾鈴産中玉トマトの糖度は5.9度!


1つ35gの中玉トマトです。
酸味が控えめで甘さが感じられ、食べやすいトマトでした。
口当たりもなめらかでおいしいです。
和歌山県JA紀州産ミニトマト「アイコ」の糖度は5.8度!


品種名 | アイコ |
品種開発元 | サカタのタネ |
品種開発年 | 2004年 |
特性 | ロケット型のかわいい形 甘味が強く、子どもに人気 |
ひとつ26gとやや大きめのアイコです。
サクッとした食感が食べやすい品種です。
糖度は5.8度、酸味が少なく全体的にあっさりとした食味でした。
サラダに入れるといいかも。
高知県夜須産のフルーツトマト、糖度は8.3度!


品種名 | (桃太郎ファイト) |
品種開発元 | タキイ種苗 |
特性 | 糖度が高くておいしい 高糖度栽培に適する |
品種はおそらく「桃太郎ファイト」ではないかと思います。
もともとは1つ200gくらいの大玉トマトですが、夜須のフルーツトマトは極限まで水やりを控えた絞り栽培を行っています。
その結果、もともとのサイズの1/6以下である一つ30gに。
その分、味が凝縮されています。
糖度8.3は一般的なミニトマト以上に甘いのですが、甘いだけではありません。
トマト特有のコクや風味まで一緒に凝縮されていて、一口の満足感がすごいです。
皮はややかためで、少し口に残ります。
和歌山県産ミニトマト「キャロル7」の糖度は7.8度!
2023年1月


品種名 | キャロル7 |
品種開発元 | サカタのタネ |
品種登録年 | 1993年 |
特性 | 糖度8~10度で甘みが強く、皮が柔らかい |
1つ24g、ミニトマトにしてはやや大粒のキャロル7です。
糖度は7.8度!
大粒のわりにしっかり甘さが感じられます。
過熟だったのか、酸味が少なくかなり柔らかくなっていました。
熊本県産ミニトマト「アンジェレ」の糖度は6.4度!
2023年1月


品種名 | アンジェレ |
品種開発元 | シンジェンタ |
特性 | ロケット型、世界的に食味の評価が高い |
ロケット型のミニトマトです。一つ10gほど。
へたがなく、サクサクとした食感でついつい食べてしまいます。
糖度は6.4度とやや低め。酸味も少なくあっさりとしたお味です。
日本のミニトマト品種ほど甘くありませんが、これはこれであり。
岐阜県産中玉トマト「フルティカ」の糖度は8.5度!
2023年1月


品種名 | フルティカ |
品種開発元 | タキイ種苗 |
品種登録年 | 2008年 |
特性 | 中玉トマトの中ではとびぬけて甘い。皮が残りにくく、なめらかな食感。 |
中玉トマトであるフルティカは、本来1つ40~50gくらいの大きさ。
しかし今回購入したバローのフルティカの大きさは、なんとひとつ14g!
かなり絞られていますね。
そのためか、甘さとトマトの風味がかなり濃厚です。
硬さも十分あって、よい食感です。
※その後止まらず、ひとパックぺろりと食べてしまいました。
うまかった。
静岡県産ミニトマト「ルビンズゴールド」の糖度は15.2度!
2023年2月


品種名 | (おそらく)イエローアイコ |
品種開発元 | サカタのタネ |
品種発表 | 2008年 |
特性 | 肉厚でゼリーが少なく、フルーツのような食味 |
株式会社サンファーマーズのアメーラシリーズです。
特殊な養液栽培法により、ぎりぎりまで絞られた高糖度トマトとして有名。
その糖度は、桁違いの15.2度!
甘みもさることながら、酸味も強烈でした。
食感もぱりぱりとしていて、もはや別物のフルーツ。
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手に入れたいトマト品種が近くのスーパーに置いてあるとは限りません。
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きっとお目当てのトマトが見つかるはず。
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