日々変動するレタスの市場価格。変動幅とその理由について情報を集め、発信しています。天候、スーパーの意向、産地の動向によって左右される市場価格の予想は難しいですが、過去の事例を読み解けば自ずと答えが見えてくる!過去の情報と合わせてご覧ください。
※農林水産省の「青果物卸売市場調査」より作成しています。札幌市、仙台市、東京都、横浜市、金沢市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、高松市、北九州市、福岡市及び沖縄県に所在する卸売市場のデータの集計です。本ブログで示す市場価格は、2022年9月より日本農業新聞の「日農INDEX」から農林水産省の「青果物卸売市場調査」に切り替えました。
「こんなグラフが欲しい」「生産量が知りたい」など、ご要望がありましたらお問い合わせフォームからご連絡ください。
1キロ244円と平年比5割高 2024年10月10日
高温のためか夏秋レタスの最大産地である長野県産の出荷量減少が早まり、一時は1キロ350円台を記録したレタス価格。
10月中旬に入った現在も、平年比5割高を維持しています。
キャベツやレタスなどの葉物野菜は連休明けで需要が一服するが、産地が切り替わるタイミングのため入荷量が減少し、相場を維持する
引用:日本農業新聞2024年10月13日
なお、冬レタス産地の茨城県産は生育順調とのこと。
今後のレタス価格は次第に下落するものと思われます。
1キロ289円と平年比6割高 2024年4月27日
レタスの高値が終わりません。
天候不順のほか、茨城県産の春レタスから長野県産の夏秋レタスへの切り代わり時期に入り、出荷量が少ない状態が続いています。
終盤の茨城県産は「残量が少なく、平年より若干早い5月上旬で大方が切りあがる」(JA岩井)見通し。
引用:日本農業新聞2024年4月27日
長野県産の出荷が本格化する連休明けまでは、レタスの高値が続くでしょう。
1キロ235円と平年比35%高 2024年3月15日
レタス価格が急上昇しています。
やはりほかの野菜と同様、暖冬の影響により作の収量が早まっていることが原因のようです。
茨城産は前進気味で順調だが、西物が少なく入荷横ばい
引用:日本農業新聞2024年3月17日
ただし、3~4月のメインとなる茨城県産の生育は順調で、今後24日までは安定した天候となりそう。
レタスの高値は長続きしないものと思われます。
1キロ225円と平年比25%高 2023年12月15日
12月上旬の天候の影響を受け、静岡県産などレタスの出荷が遅れています。
12月上旬に気温低下や干ばつの影響を受けた産地があり、相場と連動して店頭価格も上昇した。
引用:日本農業新聞2023年12月20日
出荷遅れ分が出始めれば相場は下落に向かうと思いますが、そもそも年末年始~1月中は一年で最も高値が付く時期です。
しばらくは高値水準で推移するでしょう。
1キロ195円と平年比4割高 2023年12月1日
11月中旬から約60円価格が急上昇しています。
冬レタスの大産地である茨城県産の出荷が減っているほか、寒さが影響しているようです。
気温低下による生育の鈍化で入荷量増えず。売り込みは限定的で荷動き鈍い
引用:日本農業新聞2023年12月3日
また、レタスはクリスマスと年末年始需要による価格上昇が大きい品目です。
例年通り、年末年始の需要期に向けて1キロ250円前後までさらに値を上げる可能性があります。
1キロ224円と平年比4割高 2023年10月13日
レタスが端境期を迎えています。
長野産がピークを過ぎて数量が減っていることから、6営業日連続で相場を上げた。
引用:日本農業新聞2023年10月17日
長野県産を中心とする夏秋レタスの出荷が終わりに近づき、茨城県、兵庫県産等の冬レタスへと生産地の切り替わりが進んでいます。
なお、冬レタス産地は夏の高温の影響で生育がやや遅れ気味との情報もあり、平年並みの価格に戻すのは10月下旬になるものと思われます。
1キロ131円と平年比3割安 2023年7月27日
暑さによる品質低下でレタス価格が伸び悩んでいます。
小売りは安値での特売控えめ。暑さで特売に不安が出て荷動きもう一つ
引用:日本農業新聞2023年7月23日
主産地である長野県の出荷量は安定しているとのこと。
長雨で高騰した2020年のような状況にはならず、今後のレタス価格はしばらく1キロ130円前後で推移するものと思われます。
※8月2日追記 やや価格が上向く可能性があります。
8月上旬は端境期で入荷が減り、「相場は小幅に持ち直す」見通しだ。
引用:日本農業新聞2023年8月2日
1キロ137円と平年並み 2023年7月14日
本格的な高温期に入りました。
天候不順で相場が荒れやすい時期ですが、今後の見通しはどうでしょうか?
各産地とも高冷地産に移る。入荷安定もやや小玉。降雨と高温で品質に懸念
引用:日本農業新聞2023年7月16日
昨年の7~8月は出荷量増加+品質低下で平年比2~3割安に沈みました。
平年通り1キロ150~200円を維持できるかどうかは、今後の品質次第で決まるでしょう。
1キロ128円と平年比1割高も下落中 2023年7月3日
長野県産をはじめとする夏秋レタスの生育が回復する中、消費は伸びを欠いています。
スーパーは利益商材として果実の売り場を広げている。外食需要も個人店向けの引きがいまひとつ
引用:日本農業新聞2023年7月4日
高温・過湿の生育環境となっているものの、特に病害や痛みなどが問題にならなければ、7月上中旬の価格上昇は期待できないでしょう。
1キロ140円と平年比2割高 2023年6月30日
長野県産レタスは5月の低温や6月の大雨の影響で生育がやや遅れていましたが、出荷ペースは徐々に回復しているとのことです。
主産地の増量ペースが上がり、平年を上回っていた相場は緩やかに下げ基調
引用:日本農業新聞2023年7月2日
なお、7月下旬の平年価格が200円台となっていますが、これは2020年の価格高騰を受けて高めに算出された数字です。
実際には、1キロ当たり120~130円台で推移するものと思われます。
1キロ144円と平年並み、下落中 2023年6月13日
長野県産に続き、群馬県産の夏秋レタスも出荷が本格化。
供給量が増えて値を下げています。
長野産は高冷地産が本格化。端境だった群馬産もまとまり、特売需要活発化
引用:日本農業新聞2023年6月11日
雨がそれほどひどくなければ、一年のうちで最も値を下げる7月上旬に向けて下落が続くでしょう。
1キロ155円と平年比1割高も下落中 2023年6月8日
茨城県産の春レタスが終了し、長野県産の夏秋レタスのシーズンに突入しました。
長野県産は早くも出荷量を伸ばしており、平年通り市場価格は下落に向かっています。
茨城産が終了するが、高冷地産の入荷が進んで産地が重なり、潤沢感強まる
引用:日本農業新聞2023年6月4日
生育はほぼ平年並みとのことですから、7月上旬の1キロ110円台に向けてしばらく下落が続くでしょう。
1キロ164円と平年並み 2023年5月20日
ここ数日は安定した取引となっています。
ペース落ち着いた前週から微増。
引用:日本農業新聞2023年5月21日
なお、レタスの大生産地である長野県では、6月ごろより冬まき栽培から春まき栽培へと切り替わります。
それに伴って生産量が増加し、価格は1か月にわたって下落するのが平年の動きです。
レタスの市場価格は、あと10日ほどで下落に転じるでしょう。
1キロ160円と平年比でやや安値 2023年5月15日
主産地長野県産のレタスが端境期を迎えます。
前進傾向で、長野産は最初のピーク落ち着く。品種や作型の切り替えで端境
引用:日本農業新聞2023年5月14日
冬まき栽培から春まき栽培へと作型が移行しますが、春の暖かさで冬まきの生育が進み、出荷終了が早まっているようです。
今後のレタス価格は例年通りやや値を上げ、1キロ170円前後で推移するでしょう。
1キロ163円と平年並み 2023年5月8日
レタス価格は生育前進と端境期のため高値となると思われましたが、思いのほか平年並みで推移しています。
茨城産は切り上がるが、後続は軒並み順調。
引用:日本農業新聞2023年4月
春レタスの終了が早まったものの、長野県産、群馬県産といった夏秋レタスの生育も同様に早く、生産地の移行がスムーズに進みました。
長野県産、群馬県産ともに平年並みの出荷量を見込んでいるとのこと。
今後のレタス価格は、平年通り1キロ160~170円で推移するでしょう。
1キロ176円と平年比15%高 2023年4月24日
春レタスのシーズンが終盤です。
西日本や関東の主産地は月後半以降、平年と比べ減少が早い
引用:日本農業新聞2023年4月26日
今年の春は気温が高かったため、春レタスの生育や出荷が早く進んでおり、そのぶん作の終了も早いようです。
春レタスの後に続く夏秋レタスの出荷が本格化するまでにはもう少し時間がかかります。
今後のレタス価格は端境期に突入し、5月上旬にかけて平年対比で高値となるでしょう。
野菜ソムリエサミット銀賞!河西青果さんの淡路島レタス
引用:食べチョク
レタスの苦みを抑えるため、農薬・化学肥料の使用を極限まで減らしているそうです。
子どもでも食べやすい、特別栽培レタス!
1キロ207円と平年比3割高 2023年4月18日
春レタスから夏秋レタスへの端境期が近づいています。
作付減と前進出荷に伴い、入荷減。群馬産も出てくるが、端境気味で需給は締まる
引用:日本農業新聞
茨城県産、兵庫県産といった春レタスは、暖かさと適度な雨により生育が進んでいます。
作の終了が早まることで、端境期に品薄・高値となる可能性があり、注意が必要です。
1キロ197円と平年並み 2023年4月11日
平年並みとはいえ、レタスの市場価格が直近の10日間で1キロ当たり約40円の値上がりです。
週前半は特売活発で品薄感強いまま。前週の雨で干ばつ解消し、後半に増量
引用:日本農業新聞2023年4月9日
兵庫県、徳島県といった西日本産が、雨不足で生育が遅れていたようです。
今後のレタス価格は、降雨により出荷量が回復する西日本産と、生育順調な茨城県産の出荷増量により、平年通り値を下げる展開となりそうです。
1キロ172円と平年並み 2023年3月27日
春レタスの出荷が順調です。
雨で数量が減ると見込んでいたが、生育が進んだこともあり、予想よりも潤沢な入荷となった
引用:日本農業新聞2023年3月28日
先週にかけて雨の日が続いたものの、収穫作業が遅れるほどの降水量ではなかったようです。
また、終了に向かう静岡県産に変わり、群馬県産の春レタスがスタート。
レタスの流通量に不足感はないとのことです。
年度末をまたぐため一時的に上昇する可能性がありますが、今後のレタス価格は概ね平年並みで推移するでしょう。
- 元ブリーダー(品種改良担当の技術者)
- 機能性野菜品種の開発等に従事
- 得意なこと:野菜の栽培、市場分析
- お問い合わせはこちらから
1キロ179円とやや高値 2023年3月23日
レタス価格は3月上旬から下落を続けましたが、半月ぶりに下げ止まったようです。
特売が徐々に増え、業務需要も回復して相場下支え
引用:日本農業新聞2023年3月19日
茨城県産の春レタスが出荷好調ですが、気温が高くサラダ野菜の販売が好調。
雨の影響がなければ、しばらくは1キロ170円前後で推移するでしょう。
1キロ227円と平年比5割高 2023年3月11日
気温が上がっているものの、春レタスの出荷が勢いを欠いています。
西日本産の出荷が伸び悩んでいるようです。
茨城産は順調だが、他産地が減り総量横ばい。
引用:日本農業新聞2023年3月12日
1月~2月の寒波の影響が長引いています。
ただし、生育順調の茨城産が3月中旬から出荷量を増やすとのこと。
静岡県産が終わる3月下旬まで、レタス価格は下落に向かうと思われます。
1キロ237円と平年比5割高 2023年3月6日
季節が進み、レタスを含めたサラダ野菜の消費が伸びています。
一方、生産量はそれほど伸びていないようです。
夜温が上がらなければ、増量ペースは鈍いまま。
引用:日本農業新聞2023年3月5日
ただ、春レタスの大産地茨城県の出荷量は、3月中旬に多くなるとのこと。
今後の価格は徐々に下落すると思われます。
1キロ236円と平年比3割高 2023年3月2日
気温が上がり、レタスの売れ行きが好調です。
サラダ需要が高まるレタスやキュウリの売り込みが活発化する
引用:日本農業新聞2023年2月26日
また茨城県産春レタスは順調に出荷を伸ばしているものの、兵庫県、徳島県といった西日本産は干ばつの影響か出遅れている様子。
ただし、3月中旬には関東産、西日本産ともに増えてくると思われます。
今後のレタス価格は、平年通り下落に向かうでしょう。
1キロ234円と平年比2割高も下落中 2023年2月20日
低温の影響を受け2月上旬に1キロ300円台に達したレタス価格ですが、その後は下落を続けています。
春レタスの生育に対する寒波の影響が心配されていましたが、おおきな生育の停滞はなかったようです。
茨城県産春レタスの出荷量が増加しています。
茨城産が増量。店頭価格が高止まりで引き合いは弱く、前週からの下げ基調が続く
引用:日本農業新聞2023年2月19日
季節が進み暖かい日が増えてはいるものの、サラダ野菜の消費はいまだ伸び悩んでいます。
平年通り、レタス価格は下落を続けるでしょう。
1キロ302円と平年比2割高 2023年2月13日
寒波により1月下旬からの20日間で80円以上も上昇したレタスの市場価格ですが、ようやく下落に転じました。
茨城県産の春レタスがスタートし、生産量を上げています。
西南暖地産は前進と寒さで少ないが、茨城産は増量に向かい、強含みの展開一服
引用:日本農業新聞2023年2月12日
ただし、寒さの影響は春レタスにも及んでおり、生育ペースが鈍いとの情報も。
価格下落のペースは平年より緩やかになる可能性があります。
1キロ249円と平年並み 2023年2月4日
レタスの市場価格が2週間以上にわたって上昇を続け、平年並みに戻しました。
低温で出荷量が伸び悩んでいます。
各主力産地の出方鈍いのに加え、積雪で九州産も出回り少なく品薄状態続く
引用:日本農業新聞2023年2月5日
例年、レタス相場は2月中旬ごろより茨城県産の春レタスが始まることで急落します。
しかし今年は茨城県産も低温の影響を受けて生育に遅れが出ており、本格的に出荷が始まるのは3月上旬になる見込みです。
今後のレタス価格は高値となる可能性があります。
1キロ235円とやや安値 2023年1月28日
1月中旬に急落したレタスの市場価格はその後上昇に転じましたが、平年並み~やや安値にとどまっています。
寒波の影響はあるものの、消費が鈍いようです。
入荷量は少ないまま。サラダ需要が伸びず、定番販売主体の落ち着いた取引
引用:日本農業新聞2023年1月29日
ただ、2月下旬から始まる茨城県産の春レタスに生育遅れが出ているとの情報もあります。
今後のレタス価格の予想は難しく、天候に大きく左右される状況となっています。
【大寒波】冬レタス産地長崎県で凍害が発生 2023年1月27日
温暖な気候により冬レタスの産地として知られる長崎県。
10年に一度といわれる寒波の影響で、レタスが凍ってしまう被害が発生しています。
一見普通のレタスもぱりぱりと凍った音がします。長崎県の農家では2,000株がダメになったそうです。
引用:ANN NEWS 2023年1月27日
2月からは寒気がいったん遠のくようですが、この寒波による品薄、そして価格の上昇は避けられないでしょう。
1キロ219円と平年比1割まで下落 2023年1月23日
年始から市場価格が急落しているレタスですが、寒波の影響で冬レタスの生育が鈍くなり、各産地で出荷量が減少する見込みです。
肥大が遅れて小玉傾向となり、箱数が伸びず品薄感が強まりそうだ
引用:日本農業新聞2023年1月26日
2月まで出荷のメインとなる静岡県産は、低温により出荷ペースを落としています。
2月中下旬より徐々に始まる茨城県産の出荷が本格化するまでは、品薄傾向となりそう。
レタスの市場価格は上昇に転じるものと思われます。
1キロ250円と平年比1割高まで下落 2023年1月14日
レタスの市場価格が急落しています。
年明けの高騰から1週間で1キロ70円の下落となりました。
雨で生育が進んだことに加え、消費が冷え込んでいるようです。
生食需要が減る時期に店頭価格は1玉200円台と高く、荷動きが鈍い
引用:日本農業新聞2023年1月17日
物価高も重なり、レタスが売れにくい状況となっています。
1月下旬の気温低下の予報もあり、今後の出荷量と価格の動きは読みづらいですが、春レタスが出始める2月下旬までは1キロ200~250円台で推移するものと思われます。
1キロ285円と平年比25%高 2023年1月11日
レタスの市場価格が一時1キロ300円を超えるなど高騰しています。
各地1~2週間ほどの前進傾向だったところに冷え込みによる生育停滞があり、12月下旬~1月中旬までの出回りは少ない見込み
引用:東京青果 1月野菜展望 レタス
資材費高騰による作付け減少の影響も加わり、品薄による高値となっています。
年明け以降は比較的穏やかな気候だったため、現在の出荷量は増加傾向とのことです。
今週末の雨がある程度まとまった量となれば、品薄解消によりレタス価格は徐々に下落を始めるものと思われます。
1キロ209円と平年比2割安も上昇続く 2022年12月20日
クリスマスを控えたサラダ需要の高まりを受け、レタスの価格が上昇しています。
クリスマス向けでスーパーの売り込み意欲旺盛
引用:日本農業新聞2022年12月18日
生産地の作付け減少もあり、上昇傾向はしばらく続くものと思われます。
1キロ152円と平年比3割安も上昇中 2022年12月13日
約1か月にわたり下落を続けたレタス相場が上昇に転じました。
12月の寒さが要因のようです。
寒さで肥大抑えられ、一部産地の入荷が減り総量減少。低迷相場は小幅に底上げ
引用:日本農業新聞2022年12月11日
茨城県産の冬レタス出荷終了が近いほか、兵庫県や香川県といった西日本産地の作付面積減少により生産量が減少する時期に入っています。
年末年始の1キロ250円台に向けて価格は上昇していくでしょう。
1キロ118円と平年比4割安 2022年12月5日
レタスの市場価格が低迷しています。
11月上旬に1キロ280円の高値を付けましたが、その後は下落する一方で、ついに平年比4割安となりました。
その理由はほかの野菜と同様、11月の暖かさです。
11月までの暖かさで各産地とも生育が進み、潤沢入荷が続く。(中略) 気温低下で入荷ペース落ち着くが、大幅な減少とはならず、年末の需要期まで厳しい展開が続きそうだ
引用:日本農業新聞2022年12月6日
野菜相場はほぼ全面安となっているので、レタスの価格が下がっても消費が増えてくれません。
本来であれば年末年始の1キロ300円前後に向けて徐々に相場が上がっていくシーズンですが、しばらく安値が続くでしょう。
1キロ194円と平年並みまで下落 2022年11月14日
気温の低下や台風の影響による定植遅れ等により9月下旬から高値傾向となっていたレタスの市場価格ですが、ついに平年並みに戻しました。
11月上旬には1キロ280円に達していましたが、その後10日足らずで90円近くの下落です。
長崎の冬レタス農家さんもこの落胆ぶり。
その理由は、高値となった反動でスーパーが注文を控えているからです。
増量するが、各産地とも生育遅れ気味。前週からの高値反動で売り場狭まり軟調
引用:日本農業新聞2022年11月13日
ただし、11月のレタスの出荷量は資材高騰による作付け減少や台風の影響を受けて平年より少ない見込みです。
平年対比で安値となる可能性は低く、今後は年末年始の1キロ2500円台後半に向けて徐々に値を上げるものと思われます。
※11月19日追記 レタスがさらに値を下げ、平年比2割安の1キロ151円となりました。
スーパーは値ごろ感のあるキャベツの売り場を広げており、仲卸に在庫が残るなど荷動きが鈍い
引用:日本農業新聞2022年11月22日
今週中は安値が続くと思われます。
1キロ272円と平年比3割高 2022年11月5日
一時的かと思われたレタスの高値ですが、11月に入っても終わる気配がありません。
10月半ばに1キロ175円を付けた後上昇が始まり、およそ3週間で100円値上がりました。
11~12月は夏秋レタスの出荷終了と気温低下による生育の鈍化で品薄からの高値になりやすい時期ではありますが、今年は特に高いですね。
何が起きているのでしょうか?
茨城産は生育順調も資材費高騰等から作付けは微減。兵庫・香川産が順次出始めるが、台風による定植遅れ等ありやや少なめか
引用:東京青果 11月野菜展望 レタス
冬レタスは茨城県のような東日本産地と兵庫(淡路島)、香川、徳島といった西日本産地に分かれますが、ともに資材費高騰や台風の影響で出荷量が伸びていないようです。
11月の出荷量は平年を下回る予想となっている中、12月からは静岡県産が始まります。
ただし静岡県も台風15号の影響を大きく受けていますので、その状況次第ではレタスの高値が長期化する可能性があり、注意が必要です。
1キロ238円と平年比5割高 2022年10月21日
レタスが高値となっています。
10月中旬に一度おさまったものの、その後再び上昇に転じ今では平年比5割高にまで上がりました。
その要因は、10月8日にも書いた通り夏秋レタスの出荷終了と冬レタスの苦戦です。
長野県産が切り上り間近のレタスも、品薄高が続く引用:日本農業新聞2022年10月23日
引用:日本農業新聞2022年10月23日
6月以降、日本に出回るレタスのほとんどを占めてきた長野県産の夏秋レタスがいよいよ出荷を終了します。
そのあとに控える冬レタスは夏秋レタスほどの生産量がないため、出荷量は減少傾向です。
さらに、茨城県産を代表とする冬レタスにも異変が。
雨などの影響で後続の出方やや鈍い
引用:日本農業新聞2022年10月23日
10月に入ってからの降雨と気温低下で冬レタスのスタートに遅れが生じている模様です。
ただし、冬レタスの生育自体は遅れがあるものの台風の影響もなく順調とのこと。
西日本では徳島県産や兵庫県産の出荷も始まっていますので、品薄高は一時的と思われます。
※こちらは茨城のレタス農家さん。やはり寒かったようです。
1キロ213円と平年比5割高 2022年10月8日
10月に入り、レタスの市場価格が急上昇しています。
9月末に1キロ180円台だった価格が、10日弱で実に30円以上上昇しました。
確かな情報はないのですが、考えられる理由は以下の二つ。
夏秋レタスの出荷終了が早まった
今年の長野県産夏秋レタスは高温のため生育が旺盛となり、豊作となりました。
その分生育が早く進んだため、平年より早い10月中旬には出荷が終了するという展開に。
いつもより早い夏秋レタスの終了により、レタスの流通量が少なくなり、不足しやすい状況となっています。
気温低下により関東産の冬レタスの出荷ペースが落ちた(のではないか)
出典:気象庁 天候の状況
ここ数日は日本海からの冷たい空気が流れ込み、全国的に気温が低下。
関東産の冬レタスは生育好調で出荷量が増えていたところでしたが、この寒さで生育にブレーキがかかったのではないでしょうか?
茨城のレタス農家さんは防寒着でレタスの収穫をされているようです。
この後は温かさが戻ってくるようですが、来週から再び寒気が流入する予報です。
今年はラニーニャ現象により寒い冬になるとの予報もありますので、葉菜類の市場価格は高値傾向となるかもしれませんね。
1キロ187円と平年比15%高 2022年9月30日
長野県産夏秋レタスの出荷終了が近づいています。
気温高により前倒し出荷となっていたため、9月最終週から出荷量は漸減し、切り上りは10月中旬ごろを見込む
引用:東京青果 10月野菜展望 レタス 長野
今年の夏秋レタスは高温で生育が旺盛となり、出荷量が増えて安値が続きましたね。
その反動として、夏秋レタスの終わりが例年より早まっているようです。
となると品薄からの価格上昇になりそうなものです。実際平年より15%の高値ではありますが、なぜだか9月20より下落に転じています。
その理由は、茨城県産の冬レタスが順調で出荷量を増やしているから。
台風被害なく生育はすこぶる順調。作付けは前年より増えており、豊作基調が見込まれる
引用:東京青果 10月野菜展望 レタス 茨城
茨城県産の冬レタスは11月ごろまで続きますから、その間のレタス価格は平年並み~やや安値となるでしょう。
※追記 茨城のレタス農家さんです。収穫ご苦労様でした!
1キロ209円と平年比1割安もじわじわ上昇中! 2022年9月10日
高温による生育前進で出荷量が増え、安値が続いたレタスの市場価格。
ただし、8月下旬よりじわじわ価格を伸ばし、平年より安値ではあるものの200円台に乗りました。
その要因は天候です。
雨や気温低下で急減した前週並みの入荷
引用:日本農業新聞2022年9月11日
夏秋レタスの主産地である長野県では、気温の低下に加えて雨が多かった模様です。
雨が多いと収穫作業に影響が出るほか、品質低下の恐れも出てきます。
茨城、兵庫といった他産地が登場する9月下旬までは、1キロ200円台前半の比較的高値で推移すると思われます。
※追記 生産者さんからもレタスが品薄との情報が。9月13日現在で1キロ219円ですが、さらに上げるかもしれません。
1キロ138円と平年比1割安 2022年8月29日
平年通り、レタスの価格が上昇しています。
その理由は、気温の低下で長野県産レタスの出荷ペースが落ちているから。
高冷地産気温低下で生育ペース鈍化し週前半減少。
引用:日本農業新聞2022年8月29日
昨年は8月中旬の大雨による病害発生で高騰しましたが、今作は生育順調のようです。
平年通り、1キロ150円前後で推移するでしょう。
1キロ109円と平年比2割安 2022年8月23日
8月中旬の豪雨でレタスの主産地長野県でも一部地域に影響があったようですが、被害は限定的なようです。
今のところ昨年のような高騰は見られず、安値で安定しています。
生育回復し入荷量やや増える。大玉傾向。価格下がりスーパーの引き上向く
引用:日本農業新聞2022年8月21日
暑さも和らぎ始め、生育は順調のようです。
さて、長野県産のレタスの生産量ピークは過ぎつつあり、生産量は10月に向けて下り坂となります。
それに伴い、9月平年の市場価格は1キロ当たり140円~160円に上昇。
今年の長野県産レタスは順調とは言え、これから平年通り徐々に値を上げる展開となるでしょう。
1キロ109円と平年比2割安 2022年8月13日
7月からレタスの安値が続いています。
梅雨明けから気温が上がったためレタスの生育が進み、出荷量が増加しているためです。
また、収穫サイズも価格を押し下げている原因とのこと。
2L級中心でスーパーが求めるL級は少なく売り込みにくい
引用:日本農業新聞2022年8月7日
生育が進んでいるため、収穫に追われてしまって過熟気味となっているそうです。
さて、昨年の市況を振り返ると、9月上旬に1キロ260円台、9月中旬には310円台後半とかなりの高騰がありましたね。
2021年は8月に大雨があり、下葉の痛みや病害の発生で最大産地の長野県が被害を受けたことが原因でした。
今年はというと、やはり台風8号の影響か今後天候が不安定となる予報です。
今後のレタス市場価格は、天候次第で大きく左右されて読めない展開となりそうです。
1キロ98円と平年比3割安 2022年7月31日
7月に入ってからというもの、レタス市場価格の低迷が続いています。
その理由は、出荷量の増加です。
JA長野八ヶ岳は「高冷地ながら気温が30度に届く日があり、適度な降雨もあった結果、作柄良好で平年以上に生育が進んだ
引用:日本農業新聞2022年7月26日
一方で、高温による品質低下により消費は伸び悩んでいるようです。
9月までは長野県産レタスが大部分を占めますが、今後は厳選出荷を徹底し相場の回復を目指すとのこと。
前進出荷の影響もあるでしょうから、レタス市場価格は徐々に持ち直すものと思われます。
1キロ89円とついに平年並みにまで下落 2022年7月6日
6月上旬より続いたレタスの高値が1ヶ月ぶりに解消しました。
干ばつが解消し増量に向かう
日本農業新聞2022年7月3日
6月の上旬〜中旬にかけて続いた梅雨の雨によって生育が進み、収穫量が増加しているようです。
ただし、気になる情報が。
レタスは中旬以降、高温の影響が懸念される
日本農業新聞2022年7月3日
主産地の長野県は冷涼な気候を生かしてレタス栽培を行っていますが、梅雨明け前の6月19日以降は30度超えは当たり前、35度を超える日が連続するなど例年にない暑さに見舞われています。
…長野だけではないですけどね。とにかく暑い!
高温に弱いレタスへの影響は避けられないものと思われます。
7月中旬以降、価格が上昇に転じる可能性がありますね。
1キロ132円と高値続くも来週は下げる見通し 2022年6月22日
主要産地長野県の降雨と低夜温により出荷が遅れています。
そのため21日の日農INDEX(全国7卸の平均価格)は1キロ132円と平年比136%となり、6月としては高価格で推移しています。
この状態はいつまで続くのでしょうか?
来週以降は気温の上昇に伴って増量が進み、相場は下げに転じる見通し
引用:日本農業新聞2022年6月22日
確かに、気象庁の農業気象ポータルサイトによると、向こう1ヶ月の気温は平年より高い予想となっています。
またTwitterでもこんな情報が。
やはり暑くなりそう…!
こうなると逆に心配になるのがレタスの値崩れです。
遅れ分の増量が勢いを増すと、反動安となる可能性もある
引用:日本農業新聞2022年6月22日
本来6月に出荷するはずだったレタスが7月にずれ込むと、本来の7月出荷分と重なって出荷量が増えすぎ、価格を大きく下げるリスクがあるのです。
7月は少なくとも1キロ100円を下回る価格になると思われます。
1キロ134円と平年比2割高! 2022年6月17日
平年であれば1キロ100円前後まで下落するレタスの市場価格ですが、6月下旬時点で1キロ130円台をキープしています。
結果として、レタスの市場価格は平年比2割の高値状態に。
その理由は、やはり6月6日の梅雨入りにあるようです。
入梅した6日は55mmの大雨、その後は曇雨天日や大雨の日が多くなっている。気温は、最高気温が17℃前後で10℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が9℃前後で5℃台まで低下する日もある
引用:ベジ探 令和4年度産地・作柄情報 群馬県夏秋レタス
品質良く、規格は2L中心だが、規格ギリギリの大きさ(限りなくLに近い2L)
引用:ベジ探 令和4年度産地・作柄情報 群馬県夏秋レタス
今のところ病気もなく、生育や品質自体は良好とのこと。
天候に左右されはするものの、長野・群馬といった高冷地産のレタスが出荷最盛期であることは間違いありません。
出荷量の増加に伴って徐々に値を下げるものと思われます。
1レタスの生育順調、6月20日以降収量ピークへ!
雨のおかげで長野県産のレタスの出荷が進み、安値に転じたレタス市場。
ここでさらなる生産地の情報が入ってきました。
以下は、入荷量の9割以上を占める長野の状況を指していると思われます。
ほぼ平年並みで順調。6月中旬に短い端境が出る可能性もあるが、20日以降は出荷者がそろいピークに入る
日本農業新聞2022年6月1日
気温の上昇と適度な降雨でレタスの生育は順調のようです。
6月下旬より更に値を下げそうですね。
1キロ122円と平年比1割安 2022年5月29日
日本最大産地である長野県産のレタスが本格化し、出荷量が増加しています。
9割方占める長野産は雨で肥大進んで2L級の割合増加。
日本農業新聞2022年5月29日
今後6月〜9月までの4ヶ月間、全国のレタス生産の9割以上を長野県産のレタスが担います。
2020年8月は梅雨明けが遅れた影響で平年比2倍の高騰を記録しただけに、梅雨入り後の天候に要注意です。
1キロ135円と平年比1割高 ついに長野県産スタート! 2022年5月22日
西の兵庫、東の茨城産が終了し、ついに日本一の大産地である長野産がスタートしました。
長野産はまだ始まったばかりですが、やや出足が鈍いようです。
兵庫県産週内でほぼ終了、長野県産は夜温低く入荷量伸び悩む
日本農業新聞2022年5月22日
確かに、気象庁のデータを見ると5月上旬の日平均気温が平年より2℃も低い13.5℃となっています。
ただし、気象庁の1ヶ月予報によると5/21-6/20までの間平年より気温が高くなる予想となっています。
今後は順調に気温が上がり、出荷量も安定してくると思われます。
一時1キロ200円に達するも141円に下落、平年並みに 2022年4月17日
4月の10日ごろ急上昇したレタス市場。
4/17日現在追いつきを取り戻しましたが、いったい何が起きたのでしょうか。
東西の産地で端境期
東の大産地茨城県では、トンネル作から露地作の切り替わり時期。
一方の西日本では徳島県産が終盤となり、一時的にものが少ない状態に。
西の大産地、兵庫県淡路島は雨が少なく出遅れ
洲本市(淡路島)の気象データを見ると、2月の降水量が30mmを切っています。これは平年の雨量の半分以下の値です。
また収穫前の4月上旬も晴れが続き、平年だと40mm降るはずの雨がわずか1mmにとどまっています。
4月中旬から出荷が始まるのは2月定植の春どりレタスですから、定植直後と収穫前に雨がもらえず生育がやや停滞したようです。
気温上昇にともなって需要が増加
鍋物需要が収束し、サラダ需要が高まる時期に突入。
スーパーは売り場を広げて販売強化体制となり、品薄感が広がりました。
4月17日現在は兵庫県産の出荷が本格化し、平年並みに値を戻したレタス市場。
やや遅れたものの生育は順調のようなので、一大産地の長野県産が始まる5月までの間は130〜140円ほどとなるでしょう。
1キロ190円台に急落し、平年並みの価格に 2022年2月20日
2月上旬に一時キロ260円台をつけた結球レタスの市場価格が急落しています。
2月19日の日農平均価格は190円となり、10日間で70円以上の下落幅です。
1月下旬から高値が続いてきた結球レタス市場に何が起きているのでしょうか。
低温と干ばつでレタスの入荷量が一時減少し、高値に
全国的な寒波と干ばつの影響で、葉菜類を中心に出荷量が減少しました。
それに加え、主力の静岡県では降雨が続いたことによる収穫遅れも響いているようです。
例年この時期は1万〜1万2000ケース(1ケース10キロ)で推移する1日出荷量が、現在は8000ケース程度
日本農業新聞2022年2月15日
そもそも1月までは安値が続いた葉菜類。
特売を組んだスーパーが多く取り合い状態となり、価格上昇に拍車をかけました。
干ばつが解消し、高値解消へ
収穫遅れを招いた降雨ですが、同時に干ばつによる出荷量減少を解消へと向かわせました。
関東の茨城・静岡、西日本の兵庫・徳島を中心に、2月中旬から出荷量が増加しています。
しかし、価格下落の要因はこれだけではないようです。
高値疲れでに動きは鈍化する見通し。産地からは反動安を懸念する声も聞かれる
日本農業新聞2022年2月15日
一時は平年比3割高となった結球レタス市場。
スーパーが仕入れを控える結果となり、実際入荷量の増加を待たずして下落が始まりました。
仕入れは割安のハクサイに流れたようです。
3月からは本格的な春レタスシーズン突入、価格下落が続く見込み
茨城、徳島県産の春レタス収穫開始により、レタスの生産量は3月から急増します。
それに伴って市場価格は200円を切り、6月の100円前後まで下落基調が続くのが例年の値動き。
今後の主力産地となる茨城県、兵庫県の動向に注目です。
1キロ202円と前日比9円高! 2022年1月24日
レタス 価格の上昇が続いています。
その理由は干ばつと寒波の影響。
各産地の状況を見てみましょう。
まずは静岡県。
今季は12月中旬以降の寒波や干ばつで肥大が抑えられ、L級中心。
日本農業新聞 2022年1月25日
12月から2月まで生産量トップを走る静岡県、肥大はやや抑えられているものの、出荷ペースはなんとか平年並みを維持しているようです。
続いて兵庫県。
年明け以降も低温と干ばつで小玉傾向となり、例年より少ない出荷が続く。
日本農業新聞 2022年1月25日
西日本随一の冬春レタス 産地である兵庫県淡路島。天候の影響を大きく受けたほか、作付け面積の減少も響いているようです。
例年であれば気温の上昇とともに出荷量が増えていく時期ですが、しばらく低温が続く見込みで価格は高止まりする予想です。
1キロ147円と前日比15円高! 2021年12月15日
寒さでレタス 出荷量が減少しています。
そしてこれからやってくるのが年末商戦!
年末の需要期に向けて引き合いは強まり、強めの展開で推移する
日本農業新聞 2021年12月15日
そう、年末は食品が最も売れる時期なのです。
クリスマスにお正月、野菜が売れますね。
1キロ111円と平年比4割安 2021年11月16日
茨城県産が年内最後のピークを迎え数量が増えている
日本農業新聞 2021年11月16日
ん?年内最後?
どういうわけなのかわからないので、いつもの「野菜情報」にアクセス!
…確かに!
東京では10月、11月とレタスの出荷量トップが茨城県です。
ただし12月は減少、そして3月4月再び出荷量トップに。
これはどういうことなのでしょうか。
今度はお野菜情報の産地紹介をのぞいてみましょう。
主要品目のレタスは、茨城県の県西地区を中心に栽培され、春レタス(3~5月)と秋レタス(10~12月)の年2回栽培からなっています。
産地紹介 岩井市農業協同組合 (茨城県岩井市)より
なるほど、レタスの大産地茨城県は、春レタスと秋レタスの2作に別れていたのです!
ちなみに、品種は横浜植木さんの「ラプトル」が多いそう。
ちなみに、今後も高値は期待できないみたい。
茨城県産のピークが過ぎれば数量は減るが、当面は引きが弱いまま
日本農業新聞 2021年11月16日
ホテルなど業務需要の低迷が大きいようですね。
1キロ88円と平年の4割安 2021年10月19日
台風被害もなく温暖な気候が続いた結果、結球野菜が全面安の展開に。
9月下旬の半値に落ち込む。長野県産は「遅れ分が出て最後の山ができた。例年通り今週で大方終了する。
日本農業新聞 2021年10月19日
後続の茨城県産も順調であり、今後も安値基調が続く見込み。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 詳細はこちらから! […]