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ハクサイの市場価格 変動とその理由 2022年11月26日

ハクサイ市場価格のアイキャッチ画像

11月26日の取引
1キロあたり60円
平年比95%

農林水産省 青果物卸売市場調査 主要卸売市場計

ハクサイの市場価格について、その変動と理由を調べ発信しています。

10月から翌年3月までは、秋冬ハクサイのシーズンです。

秋冬ハクサイは茨城県の生産量が圧倒的に多く、平年の値動きは1キロ50~80円ほどとなっています。

※農林水産省の「青果物卸売市場調査」より作成しています。札幌市、仙台市、東京都、横浜市、金沢市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、高松市、北九州市、福岡市及び沖縄県に所在する卸売市場のデータの集計です。本ブログで示す市場価格は、2022年9月より日本農業新聞の「日農INDEX」から農林水産省の「青果物卸売市場調査」に切り替えました。

目次

1キロ68円と平年比15%高 2022年11月17日

ハクサイの市場価格は夏秋ハクサイの出荷終了により11月上旬に1キロ86円とやや高値になりましたが、その後緩やかに下落し2週間で20円近く安くなりました。

その要因は、秋冬ハクサイの出荷量増加です。

茨城県内の各地で本格化し増量ペース上がる。

引用:日本農業新聞2022年11月13日

10月の全国的な低温や干ばつにより生育が遅れ気味でしたが、その後適度な降雨があり徐々に解消されているようですね。

東京青果によると11月の茨城県産ハクサイの出荷量は平年並みとの予想ですから、1キロ50円台半ばに向けて下落が続くと思われます。

1キロ72円と平年比1割高 2022年10月31日

ハクサイの市場価格が下落から一転して上昇に転じました。

夏ハクサイの出荷量減少となべ物需要による旺盛な消費により10月中旬に1キロ100円台の高値をたたき出しましたが、その後秋冬ハクサイの出荷量増加と夏ハクサイの出荷遅れ分の出荷が重なったことにより品薄が解消され、10月下旬には平年並みの価格である60円台まで一気に下落しました。

ここのところ乱高下が目立つハクサイ価格ですが、ここ数日再び上昇に転じ4日で10円を上げて70円台後半となっています。

その理由はここ最近の冷え込みにより長野県産夏ハクサイの出荷終了が早まっているから。

気温の低下で長野産の減少ペースが早まく品薄感強まる

引用:日本農業新聞2022年10月30日

今年は平年より気温の低下が早く全国的に肌寒い秋となっており、ハクサイに限らず露地野菜の生育がやや緩慢な傾向にあります。

高冷地で夏場のハクサイ栽培を有利に進めることができる長野県のハクサイ産地ですが、季節の進みが早い今秋の気候にやや苦戦を強いられているようですね。

ただし、後続の茨城県産秋冬ハクサイは生育順調とのことです。

11月中旬には潤沢な出回りとなるようですから、ハクサイ市場価格の上昇は一時的であり、平年通り11月中旬の1キロ50円台に向けて下落を開始すると思われます。

※11月9日追記 11月に入り流通の大半が茨城県産の秋冬ハクサイとなりましたが、やはり気温の低下と干ばつに苦しんでいるようです。

寒さと干ばつで生育が鈍り、例年より少なかった

引用:日本農業新聞2022年11月9日

最近は日中の気温が上がっていることから生育遅れは徐々に解消され、価格は下落に向かう見通しです。

1キロ98円と平年比6割高 2022年10月18日

全国14卸のレタス取扱量の推移 淡い青が2022年、濃い青が2017-2021までの平均値 縦軸の単位はkg

ハクサイの生産量が最も増える時期となりました。

10月中下旬は長野県産の夏ハクサイが出荷ピークを迎えるほか、茨城県産の秋冬ハクサイの出荷も始まります。

8月は全国14卸の取扱量が日量で1,000tを切っていましたが、ここ数日は2,000tを超える日が続いており、平年通りの順調な出荷状況です。

出荷量の増加により平年は市場価格が1キロ60円台にまで下落するのですが、なぜか今年は価格を落とすことなく100円前後の高値に!

農家さんにとっては喜ばしいことですが、ハクサイの市場価格に何が起きているのでしょうか?

入荷が順調なハクサイや生シイタケは荷動き良好でもちあい

引用:日本農業新聞2022年10月16日

鍋商材の棚広がり引き強い

引用:日本農業新聞2022年10月16日

いつもの10月と比べて特段に寒いわけではありませんが、とにかくハクサイやネギといった鍋もの野菜の消費が活発です。

今後10月いっぱいで夏ハクサイが終わり、11月からは秋冬ハクサイ一本となりますが、その秋冬ハクサイの生育は順調で例年通りの出荷量となる見込み。

いつまでも高値は続かないと思われますので、徐々に平年通りの60円台に落ち着いてくると思われます。

※追記 やはりその後24日になって1キロ60円台と平年並みの価格に落ち着きました。茨城県産の秋冬ハクサイが出荷量を増やしているようです。

茨城産徐々に増え、総量微増

引用:日本農業新聞2022年10月23日

1キロ88円と平年比2割高 2022年10月8日

5日間平均気温平年比2022年10月10日
出典:気象庁 農業気象

今年もお鍋のシーズンがやってきましたね。

ここ最近の急な冷え込みを受けて、なべ物需要が高まっています。

急な気温低下で生育が一時的に遅れた上、鍋需要で小売りの引き合いが強まった

引用:日本農業新聞2022年10月12日

夏ハクサイの主産地である長野県では出荷のピークを迎えて生産量が伸びているものの、全国のスーパーが一斉に売り場を広げたのか市場価格が上昇し、平年比2割高となりました。

長野県産の夏ハクサイの出荷は10月まで、その後は茨城県産の秋冬ハクサイにシフトしますが、茨城県の様子はどうでしょうか?

JA全農いばらきによると、今年の作付面積は前年並み。「雨で定植遅れもあったがおおむね出荷は順調」

引用:日本農業新聞2022年10月12日

寒さも一時的のようですし、生産状況も順調とのこと。

いつも10月中旬から12月下旬にかけて1キロ60円台の取引となりますが、今年も同様の流れとなるでしょう。

1キロ100円とついに平年並みにまで上昇! 2022年9月27日

夏ハクサイの豊作により長らく続いたハクサイの安値ですが、ついに値を平年並みに戻しました。

あまりの安さに夏ハクサイの産地では出荷を制限する地域もあったほどです。

ところが9月に入ってからというもの1キロ70円ほどであった価格がじわじわと上昇に転じ、9月末にはついに100円に達しました。

その理由は、やはり天候です。

前週、台風前後の雨や気温低下から入荷が減った

引用:日本農業新聞2022年9月30日

東海地方で断水など今でも影響が残る台風15号ですが、東海のみならず中部、関東、北海道など広い地域に雨を降らせました。

また秋が深まったことで高冷地の長野県では冷え込みが強まり、生育のスピードが低下していることも出荷量が減少した一因のようです。

さて、今後のハクサイの値動きはどうなるでしょうか?

根菜や果菜で品薄の品目が多く、旬商材として引き合いは強い

引用:日本農業新聞2022年9月30日

お鍋の食材としてハクサイの需要が高まっており、今後も価格は伸びそうですね。

また長野県産の夏ハクサイは10月下旬まで続きますが、そのあとに続く茨城県産の秋冬ハクサイが本格的に出荷を始めるのも10月下旬です。

したがって、ハクサイの市場価格の上昇は10月下旬まで続くものと思われます。

1キロ83円と平年比3割安も徐々に上昇 2022年9月10日

安値が続くハクサイの市場価格ですが、ついに上昇を始めました!

夏ハクサイの大産地である長野県は天候に恵まれたためハクサイが生産過剰となり、7月中旬より平年対比で安値となっています。

9月10日現在も安値に変わりはありませんが、9月1日以降価格はじわじわと伸びていて、10日ほどで1キロ当たり10円上昇しました。

その要因の一つは、長野県の天候不順。

夜温低下と降雨で増量は小幅

引用:日本農業新聞2022年9月4日

9月に入り、長野県は降雨が続きました。

9/3~9/9までの1週間の降水量は平年の2倍を超えていて、収穫作業等に影響があったようです。

そしてもう一つは、気温低下によって秋商材の販売が好調であること!

小売りに加え業務・加工筋の引き強く好調

引用:日本農業新聞2022年9月11日

秋・冬といえばお鍋ですね。業務需要も回復してきているようです。

本来であれば8月下旬~9月上旬は一年で最も相場が高い時期で、1キロ100円強で取引されるところです。

長野県産は引き続き順調ですから価格が急上昇することはないと思われますが、食欲の秋到来で需要の伸びに期待しましょう!

1キロ65円と平年比3割安続く 2022年8月31日

7月下旬よりハクサイの価格の低迷が続いています。

夏の生産量の多くを占める長野県は天候に恵まれた一方、豊作となりすぎて安値となり、出荷調整を行っているようです。

出荷調整により出回り量は大幅に減少している。生産・出荷意欲の減退もあり、今後は病害発生が予見されることから、調整が解除されても大きくは増えないものと見る

引用:東京青果 9月野菜展望 ハクサイ

せっかく作ったハクサイを一部廃棄することになり、生産者の方々もさぞ悔しい思いをされていることでしょう。

加えて、出荷分も安値で儲からないとなると今後の栽培管理にも力が入らなくなってしまいます。

ただ、昨年は病害の発生で出荷量が2割少なく、市場価格も1.5倍に高騰した経緯があります。

長野県産のハクサイは10月まで続きますが、気温の低下で何とか価格が持ち直し、病害にやられることなく9月、10月を乗り切れるよう祈っています。

1キロ66円と平年比3割安 2022年8月19日

ハクサイの価格が低迷しています。

平年であれば1キロ90円前後となるはずが、今年は50~60円台を行ったり来たり。

天候に恵まれた長野県の出荷量が多いことに加え、消費が落ち込んでいるようです。

結球類は、ハクサイやキャベツは入荷ペースやや落ち着くも、小売り頼みの販売で荷動きは厳しい

引用:日本農業新聞2022年8月19日

外食向けの需要は徐々に回復しているようですが、先行きは未だ不透明です。

ただし、昨年を振り返ると9月中旬にハクサイ価格の高騰があり、1キロ160円台の高値を付けました。

その理由は、お盆を過ぎて気温が下がり秋の食材が求められたこと、そして8月の大雨の影響で数量が減ったことが挙げられます。

お盆前後の雨の影響次第では、安値から高値に転じる可能性があります。

1キロ60円と平年比3割安 2022年8月4日

長野県産が主力となる6月以降、ハクサイの市場価格は60円〜70円の間で安定しつつもじわりじわりと下落し、7月下旬にはついに60円を割る価格となりました。

価格が急落したわけではありませんが、いつもの年なら7月下旬より値をあげ8月は80円〜90円の間で推移するのがハクサイの価格です。

したがって、相対的に平年比3割安の状態となっています。

なぜ、今年のハクサイ価格は上がらないのでしょうか?

葉菜類全体が安い

高冷地を中心に高温と適度な降雨によって野菜の生育が前進しています。

その結果、葉菜類は全面安の展開となり、そもそも安値となりやすい状況となっています。

他の結球類が潤沢で安く、仕入れ限定的

引用:日本農業新聞2022年7月31日

もっとも、いま高値がついているのは降雨で生育不良となっているダイコンとトマトだけ。

葉菜類のみならず、野菜一般に安くて困ってしまいますね。

暑さの厳しさとコロナの影響

もう一つの原因は、消費行動によるもの。

気温高く量販店需要は低調、かつ加工需要も振るわず厳しい展開か

引用:東京青果 8月野菜展望 はくさい販売見通し

関東圏では連日40度超え予想が続くなど、厳しい暑さが続いています。

こうも暑いと、お買い物に行く気力が失せてしまいますね。

またコロナの第7波真っ最中ということもあり、業務需要も低調とのことです。

長野県産のハクサイは今後も順調に出荷予定とのことですから、よほど大雨被害などなければ安値基調が続くと思われます。

1キロ65円と平年並み 2022年6月19日

好冷地である長野県産のハクサイが本格化する6月ですが、市場価格は平年並みを維持しています。

キャベツ、ハクサイは、高冷地産の入荷が開始、本格化。全体では不足感のない出回りとなる。業務需要の回復が下支えし、前年と比べて相場を維持

日本農業新聞2022年6月19日

出荷量は平年並み〜やや多い状況ですが、コロナの制限が緩和されたことで外食需要が戻ってきたようです。

今後10月まで長野産が大部分を占めることになりますが、その長野県の今後1ヶ月の天候について、気象庁は以下のように予想しています。

  • 気温:平年より高い
  • 降水量:平年より少ない
  • 日照量:平年より多い

極端な干ばつでない限り、安定した気候が続くようですね。

市場価格も平年並みで推移するものと思われます。

1キロ62円と平年並 2022年6月5日

冬春ハクサイの大産地である茨城産が終わりを迎え、夏ハクサイの長野県産に入れ替わっています。

6月4日の大阪本場市場では、80tの取り扱いのうちなんと65tが長野県産!

夏ハクサイの生育は順調のようですね。

夏ハクサイの本格化にともなって、5月上旬より高値をつけていた市場価格は平年並みに戻りました。

茨城産は終了早まるも、群馬、長野産は生育遅れ回復で増量し、端境解消へ

日本農業新聞2022年6月5日

ただ、今後7月〜10月までの4ヶ月に渡って市場に出回るハクサイの8割〜9割を長野が生産します。

生産地が集中するがゆえに、夏ハクサイの相場は天候の影響を受けやすいとも言えるでしょう。

昨年は8月の長雨の影響で1キロ160円台まで急騰したことを覚えていらっしゃるかたも多いはず。

今年の梅雨〜梅雨明けの天候に注目ですね。

1キロ64円と平年比2割高 2022年5月15日

4月中旬より低迷を続けてきたハクサイの市場価格ですが、5月上旬より徐々に値を上げ始め平年比2割高となっています。

その理由は、茨城県産の春ハクサイが終盤を迎えているから。

春ハクサイがピークを過ぎ、入荷が減っている

引用:日本農業新聞2022年5月15日

茨城県は冬春ハクサイの大産地です。
特に4、5月は東京中央卸売市場の9割以上を茨城県産が占めており、その影響力はかなり大きなものがあります。

そして6月から始まるのが長野県の夏ハクサイ。
春から一転、市場のハクサイがほぼ全て長野県産に入れ替わる時期を迎えます。

長野県産が安定する7月まで、入荷が少なく価格が上がりやすい状況が続くものと思われます。

1キロ94円、平年比1割高と好調 ただし長くは続かない見込み 2022年4月6日

今年の冬は寒かったものの天候が安定し、ハクサイの出荷量が増加。

2月まで安値が続きましたが、3月中盤より市場価格が上昇してきました。

理由その①:秋冬物→春物への切り替わり時期。メインの産地は茨城県と変わりないものの、作型が変わるこの時期は出荷量が減少します。

理由その②:春物の生育遅れ。1月〜2月の干ばつで生育がやや遅れているようです。

理由その③:業務需要の回復。学校給食の再開など。

ところが、市場価格の上昇傾向もここまでかもしれません。

気温上昇とともに茨城県産を中心に春物が増加してくる

日本農業新聞2022年4月6日

雨が少なく収穫作業が順調に進めば、価格は徐々に下げるでしょう。

2022年1月 ハクサイの生育状況及び価格見通し

2022年1月のハクサイ価格は平年を下回る見込み

毎月発表される、「野菜の生育状況及び価格見通し」

主産地等からの聞き取り調査をもとに、農林水産省が発表します。

2022年1月のハクサイ価格の見通しは以下の通り。

主産地において、生育が良好であり、潤沢な出荷が見込まれるため、1月の出荷数量は平年をやや上回り、価格は平年を下回る見込み。

引用:野菜の生育状況及び価格見通し(令和4年1月)について

晴天に恵まれ、主産地である茨城県の生育が順調なようです。

昨年の同時期と状況がよく似ている

ちなみに、昨年2021年1月の見通しはこちら。

主産地において、生育が良好であり、潤沢な出荷が見込まれるため、1月の出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回る見込み。

引用:野菜の生育状況及び価格見通し(令和3年1月)について

…文言がほぼ同じですね。

この見通しについて、実際の値動きはこちら。

平年比で半額近い安値だった昨年。
同じような推移をたどる恐れがあります。

昨年同様の安値を前提として動いたほうがよさそうです。

1キロ43円で平年比3割安続く 2021年11月25日

10月、11月は白菜の出荷量が最も多いシーズンです。

そしてこの時期最も存在感のある産地が茨城県。

その茨城県産ハクサイ、いまが稼ぎどきだと言うのに安値が続いています。

流通在庫が残り今週は荷動きが鈍いまま

日本農業新聞 2021年11月25日

祝日の需要を見込んでいたものの、消費が伸び悩んでいるようです。

コロナが落ち着き、ここぞとばかりに外食しているのでしょうか。

みなさん野菜が安いですよ!お家でお鍋にしましょう。

1キロ48円で平年比3割安 2021年11月17日

とにかく野菜が軒並み安い!

気温が高く鍋商材の売れ行きが鈍い

日本農業新聞 2021年11月17日

タマネギを除いたほぼ全ての野菜が価格を下げています。

この温暖な気候、いつまで続くのでしょうか。

…と思っていた矢先、気になるニュースが飛び込んで来ました。

ラニーニャ現象が発生し、今冬は大雪への警戒が必要

日本農業新聞 2021年11月18日

ラニーニャで大雪といえば、2018年の野菜大高騰!

こいつは気の抜けない冬になりそうです。

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