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ジャガイモの市場価格 変動とその理由 2023年2月

じゃがいもの市場価格

ジャガイモの市場価格について情報を収集しています。

「最近ジャガイモの値段が高いのはなぜ?」

「ライバル産地の生産動向や価格の推移を知りたい」

など、ジャガイモの価格に関心のあるみなさまのお役にたてるとうれしいです。

※2021年、2022年とジャガイモの高騰が続いたため、グラフの平年価格は高めに算出されています。

※農林水産省の「青果物卸売市場調査」より作成しています。札幌市、仙台市、東京都、横浜市、金沢市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、高松市、北九州市、福岡市及び沖縄県に所在する卸売市場のデータの集計です。
「こんなグラフが欲しい」「生産量が知りたい」など、ご要望がありましたらお問い合わせフォームからご連絡ください。

目次

1キロ158円に上昇 2023年3月16日

ジャガイモ価格が上がっています。

北海道産の出荷が終盤に向かう中、本来であれば鹿児島県産の出荷が増える時期ですが、今年は異変が起きているようです。

離島産は終盤で減少傾向、本土産は植え直しをした影響で、1か月以上生育が遅れている

引用:日本農業新聞2023年3月17日

1月下旬に日本列島を襲った寒波の影響でジャガイモの葉が凍ってしまい、鹿児島県産のジャガイモが大きな被害を受けました。

しばらくは出荷量の少ない状況とのことですから、高値傾向が続くと思われます。

1キロ147円と平年比2割安も上昇中 2023年3月3日

北海道産の貯蔵物が終わりに近づいており、生産地の切り替わり時期を迎えています。

その後を引き継ぐのは鹿児島県産の秋作ですが、作柄は思わしくないようです。

北海道産は残量少なく、鹿児島産は前段の低温・降雪により作柄悪化で小玉傾向。

引用:東京青果 3月野菜展望 ばれいしょ

3月下旬になり鹿児島県産の出荷がさらに増えるまでの間は、現在の1キロ150円前後での取引となりそうです。

1キロ145円と平年比2割安 2023年2月6日

ジャガイモ価格が平年対比で安値ですが上昇しています。

北海道産と並んで出荷の多くを占める鹿児島県産が寒波の影響を受けたうえ、雨にも苦しんでいます。

鹿児島産長雨で入荷量減る

引用:日本農業新聞2023年2月5日

九州地方は今週末も雨予報です。

ジャガイモ価格の上昇傾向は今後も続く可能性があります。

1キロ140円と平年よりやや安値、上昇中 2023年1月30日

ジャガイモの市場価格がじわじわと上昇しています。

この時期の出荷の多くを占める北海道産は、生育期に雨が少なかったために歩留まりが悪く、出荷量は平年を下回っています。

ただし、上昇基調は長く続かない予想です。

上旬は全体量の少なさから相場が一時上昇するも、販売環境は良くないため中旬以降は下落の気配

引用:東京青果 2月野菜展望 ばれいしょ類

2月中旬からは鹿児島県産の出荷が本格化します。

今後のジャガイモ価格はやや安値で推移するでしょう。

鹿児島県のジャガイモ産地を最強寒波が直撃 2023年1月27日

ジャガイモの生産量が北海道に次いで2位の鹿児島県。

ジャガイモの肥大にとって大事な時期に葉が凍ってしまい、大きな被害を出しています。

今回の寒波で作付面積の1/3がダメージを受け、被害額はおよそ20億円にのぼる

引用:ANN NEWS ジャガイモ生産者エグチベジフル

2月~4月までは鹿児島県産のジャガイモが多くを占める時期ですが、出荷量の減少は避けられないと思われます。

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