海外では「マイクログリーン」と呼ばれ、副業としても人気のスプラウト栽培。
地下室を利用したり、キャンピングカーを改装したり。
また栽培期間が10日から14日と短いので、夏休みの自由研究にもぴったりです。
かっこいですね!
ここは負けじと、マイクログリーン栽培に参入してみることにしました。
まずは1トレー、おなじみのカイワレダイコンからスタート。
準備するもの
- タネ 20ml
- ステンレスバット3枚 25cm×19.6cm(ダイソー)
- ヤシガラ培地 3L(ダイソー)
- はかり
- 計量カップ
- 霧吹き
- あれば液体肥料(なくても大丈夫)
ヤシガラ培地はダイソーのものです。容量が少なくて荷物にならないのがいいですね。しかも安い!
LEDライトも購入。なかなか明るくて、いい感じです。
※ライトは必ず必要な訳ではありません。緑を濃くしたい方はどうぞ!
トレー作り
タネをまく前に、トレーを準備します。
購入した3枚のバットのうち、1枚だけ底に穴を開けていきます。水やり用です。
…いきなりインパクトドライバー登場ですね。
持っていない方は、アイスピックやハンドドリルで地道に開けていきましょう。
穴が開いたら、ヤシガラ培地をつめます。
ヤシガラ500mlに水250mlを混ぜ、平らに敷き詰めます。
タネをまく
トレーの準備ができたら、さっそく栽培スタート!
バット1枚に、カイワレダイコンのタネ15gをまきます。
均一にまくのが、結構難しい。
培地の表面をきれいにならしておくのがポイントのようです。
ここでしっかり霧吹きをします。この水を使って発芽するので、念入りに。
まき終わったら、残った2枚のトレーの登場です。
1枚はアンダートレーとして下に、もう一枚はトップトレーとして上に重ねます(穴は開けません)。
最後におもしをおいて、完成!おもしをおくことで、発芽が揃うようです。
2日目:発芽してくる
芽切ってきましたね。
軽く霧吹きをしておきます。
トップトレーはまだまだ被せたままです。
4日目:根が伸び始める
わらわらと、いっせいに動き始めました!
トレーの底をみると、根が出始めています。根が乾かないように、アンダートレーにも霧吹きを始めます。
5日目:おもしをはずす
おもしをはねのけて、したからグイグイ伸びてきました。
ここからは、トップトレーをひっくり返してドーム状に置きます。
スプラウトにするには、もう少し伸びて欲しいところです。
6日目:LEDの下に出す
トップトレーのてっぺんまで伸びてきました!
ここでトップトレーを外し、光の下に出します。
半日もすれば、カイワレダイコンらしい緑色に。お部屋に緑が増えていい感じです。
7日目:底面潅水をスタートする
光の下に出すと吸水量がいっきに増えて、毎日の霧吹きでは追いつかなくなります。
ここからが、アンダートレーの出番!
底面潅水として、アンダートレーに150mlの培養液を入れます(水でもOK)。
今回使ったのは、ハイポネックス。1000倍希釈です。
12日目:収穫する
伸び放題ですね。笑
子葉の間から本葉が見え始めました。これが収穫開始の合図です。
ハサミで根元からちょきちょきやります。
全部で150gの収穫です。
水が足りていなかったのか、やや硬めでパリッとした仕上がりになりました。
山盛りですね!
豚肉で巻いて食べる
相性がいいのです。
たまりませんな。
山盛りのカイワレ大根を食べる幸せ、みなさんも味わってください!
自由研究のひと工夫
低学年のお子さんなら、観察日記で十分!
中〜高学年なら、栽培条件を変えて生育を比較してみると、良い勉強になるでしょう。
- 卓上ライトを当てたり、窓際の光の下に置いたら収量は増えるの?
- 水やりに液体肥料を使うと、収量は増えるの?
- タネをまく量を変えると、収量にどのくらい影響があるの?
- 種まき前にタネを一晩水につけておくと、発芽に差はできるの?
- スプラウトにはどんな種類があるの?栄養価の違いは?(7品目比べて見ました編を参照)
シンプルなだけに、できることはたくさんあります。
始業式が近づいてきてあせっているそこの君!やってみよう。
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