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サツマイモの市場価格 変動とその理由 2023年10月

サツマイモの市場価格

サツマイモの市場価格の推移をまとめ、発信しています。

農林水産省発表の市況統計のほか、様々な情報源に基づいて値動きを分析!

日々のお買い物や仕入れ、出荷時期の調整等にお役立てください。

※農林水産省の「青果物卸売市場調査」より作成しています。札幌市、仙台市、東京都、横浜市、金沢市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、高松市、北九州市、福岡市及び沖縄県に所在する卸売市場のデータの集計です。
「こんなグラフが欲しい」「生産量が知りたい」など、ご要望がありましたらお問い合わせフォームからご連絡ください。

目次

1キロ276円と平年並み 2023年10月6日

サツマイモが収穫最盛期に入りました。

安定した入荷続く。

引用:日本農業新聞2023年10月8日

例年、10~11月は貯蔵作業で出荷量は減りますが、それでも1キロ280円台が相場です。

量も十分ということですから、今年のサツマイモ価格は平年通りとなるでしょう。

1キロ278円と平年比1割安 2023年7月20日

サツマイモの市場価格は、3月ごろから長期にわたり平年比で安値となっています。

需要に対し、供給量が多いためです。

暑さもあり、例年海の日前後は一年を通じて最も引きが弱まる時期なのに加え、関東産の貯蔵物の残量が昨年より多く、荷動きが鈍い

引用:日本農業新聞2023年7月19日

さらに、宮崎県や徳島県といった西日本の生産地では2023年産の新サツマイモの出荷が始まっており、生育は順調とのこと。

サツマイモの安値はしばらく続くでしょう。

1キロ275円と平年比1割高 2023年2月6日

サツマイモ価格がやや高値で推移しています。

産地で多品目と作業が重なり収穫が遅れ、入荷量が減った

引用:日本農業新聞2023年2月8日

春ニンジンの土寄せでしょうか?

なると金時を生産する徳島産が減っているようです。

春が近づいていますが、焼き芋需要はまだまだ高く、しばらく高値傾向は続くとのことです。

この記事を書いた人
小林大介
小林大介
  • 元ブリーダー(品種改良担当の技術者)
  • 機能性野菜品種の開発等に従事
  • 得意なこと:野菜の栽培、市場分析
  • お問い合わせはこちらから

1キロ273円と平年比1割高 2023年1月16日

サツマイモの市場価格はやや高いものの、ほぼ平年並みの価格に落ち着いています。

作柄は平年作で、総体量も平年並みの予想。

引用:東京青果 1月野菜展望 かんしょ

主産地からの出荷量が減り始める4月までの間は、平年並みの価格を維持するものと思われます。

サツマイモが2023年売れ筋ランキングで2位に!

日本農業新聞発表の農畜産物トレンド調査において、2023年に消費が伸びそうな品目2位にサツマイモが選ばれました。

焼き芋の定番である「べにはるか」(9票)や「シルクスイート」(8票)に票が集まった一方、ほくほく系の品種を望む声もあり、ニーズは多様化している

引用:日本農業新聞2023年1月5日

近年、市場のニーズに沿ってたくさんの品種がリリースされているサツマイモ。

需要の高さが価格を押し上げてくれるでしょうか。

今年のサツマイモ価格に注目です。

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